義母から失礼な態度を取られたとき、表面上は笑ってやり過ごしても、心の中では確実に傷が残ります。
イヤミな一言、無視、あからさまな比較…。悪気があるのかないのか分からないからこそ、余計にもやもやしますよね。
波風を立てたくない気持ちと、黙っていることへの悔しさ。その板挟みで疲れてしまうこともあるでしょう。
大切なのは、我慢を続けることが正解とは限らないと知ることです。今回はある嫁の体験談をもとに考えてみましょう。
嫁の作った料理をゴミ箱に…

義母たちとの同居が決まった際、私は嫌な予感がしていました。
私に対し、義母は態度がキツく、いわゆる「嫁イビリ」をしてくる人だったのです。
予感は的中。私が作った朝ご飯を前にしては文句を言い、気に入らないと、なにかと理由をつけて目の前でゴミ箱に捨てるのです。
夕飯の残りを出したときは「残飯処理はあなたの役割でしょ?できたてを出しなさいよ!」と怒鳴られた始末…。
しかし、それは私だけではなく、娘にまで及んでいたのです。
娘の大事なものを取り上げて…

義母が娘の大事なメモ帳をぞんざいに扱い、娘が泣いていました。
そのメモ帳は、娘が引っ越す前に友達がプレゼントしてくれた大切な可愛いメモ帳だったのです。
それを「ダサいプレゼント!」「友達もセンスないわね、こんなの使って笑われちゃうわよ?」と好き勝手言い、私が庇っても「なに?文句あんの?」と言って反省の色も見せず…。
娘まで傷つけるのは許せません。
私は夫にすべてを話し、ある計画を立てたのです。
義母と義父を残し、嫁が机に置いた紙は…

朝、私たちは家を出て、机の上にある紙きれを残しておきました。
それは、夫から義母へ宛てた手紙でした。
「嫁からすべて聞いた。嫁イビリなんて恥ずかしくて仕方ないよ。改心するまで嫁の実家に帰ります」
そんな内容を見て、義母と義父はさぞ驚いたことでしょう。
だって、義母は夫に隠れて嫁イビリをしていたのに…いつの間にかここまで話が進んでいたとは思いもしなかったでしょう。
今までは全部“ノリ”!?

すぐに義母から電話がかかってきました。
「今までのは全部ノリよ!嫁イビリのボケ!本気じゃないの、早く帰ってきなさい!」
絶叫に近い声で必死にそう訴える電話口から、義母は相当焦ったのでしょう。義父も義父で、嫁イビリに加担するような行動をしていた手前、強く出られなさそうでした。
私は「あれがボケですか?まったく笑えません」と言い切って、電話を切ってしまいました。
その後も電話対応や、勝手に家に押しかけてきた隣人を追い払うため警察を呼んだり、様々な対応に追われましたが、一旦は落ち着くことができました。
最後に
まずは、その場で感情的にぶつからず、事実としてなにがあったかを整理します。
そのうえで、軽く受け流すのか、やんわり指摘するのか、距離を調整するのかを選びます。
繰り返される場合は、夫に具体的な出来事を共有し、協力を求めることも選択肢です。
すべてを真正面から受け止める必要はありません。自分の尊厳を守る線引きを持つことが、長い関係の中で消耗しないための鍵になります。
作画:七峰
※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに、個人の特定を避け記事化しています
