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2016年03月10日更新

“アライ(ALLY)”って知ってる? 『リリーのすべて』に登場するアライな人物

今から80年以上も前に、世界で初めての性別適合手術を受けた実在の画家アイナー・ヴェイナーとその妻の実話に基づく愛と勇気を描いた物語。命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂の触れ合いのドラマを、心揺さぶる演技と演出で綴りあげた感動の大作です。

リリーのすべて_3

3月18日(金)より全国公開される映画『リリーのすべて』。

今から80年以上も前に、世界で初めての性別適合手術を受けた実在の画家アイナー・ヴェイナーとその妻の実話に基づく愛と勇気を描いた物語。命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂の触れ合いのドラマを、心揺さぶる演技と演出で綴りあげた感動の大作です。

エディ・レッドメイン演じるアイナー・ヴェイナーに献身的な愛をそそぎ支える妻ゲルダを演じたアリシア・ヴィキャンデルが本年度第88回アカデミー賞で助演女優賞を受賞したことでも話題を集め、日本公開にむけて本作への期待が一層高まっています。

 

“アライ(ALLY)”って知ってる?

近年、LGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人々への理解が広がり、世界中で様々な活動が明るみになっていますが、LGBTの当事者ではなくとも、LGBT推進の活動に参加し、支援している人々を“ストレートアライ”もしくは、“アライ”と名称があります。

“アライ”はアライアンス(Alliance)から由来しており、様々な人が協力するグループといった意味合いがあります。「LGBTをサポートしよう」と思ったと時にはすでに“アライ”の一人です。活動や団体に入らないといけないという決まりはなく、例えばSNSでLGBTの話題をシェアしてみたり、なにかイベントに参加してみたりする“意思表示”で明らかになります。

 

歌手のシェールをはじめ、ブラッド・ピット、ベン・アフレック、ジェニファー・アニストンも“アライ”を公表し活動している一人ですが、本作でもトランスジェンダーという概念がなかったであろう80年も前の時代に、“アライ”な人物が登場します。

『リリーのすべて』に登場するアライな人物

リリーのすべて_2

(主人公・アイナーを演じたエディ・レッドメイン)

 

本作の主人公・アイナー(エディ・レッドメイン)は心と身体が一致しない性別違和の持ち主で、世界で初めて性別移行手術を受け、女性リリーとして生涯を生きた実在の人物です。生まれ変わっていくアイナーのパートナーとして献身的に支える妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)は、現代で言う“アライ”に近い存在。何故なら愛する人が不安や苦痛を感じているからこそ、何かすべきだと気づいたゲルダの思いや行動はまさに“アライ”なのです。

 

リリーのすべて_1

(妻ゲルダを演じたアリシア・ヴィキャンデル)

 

本作を製作するにあたり、トム・フーパー監督は「ジェンダーを超えた愛の物語」を題材に、「サポートする人物の無償の愛、困難を前に不可能を可能に変容させる愛」を描いていると明かしています。

主演を務めるエディは「僕はリリーとして初めて映画のセットを歩いた時、セクシュアル・マイノリティの人に注がれる視線がどんなものか少し分かった気がした。ジェンダーとセクシュアリティ両方の不確かさについて本当の意味で理解できていなかった。」と振り返っています。また、ウルラ役アンバー・ハードは「リリーにとって何が危機だったかを想像してほしい。現在でもLGBTQというだけで社会に弾かれる可能性があり、非常に多くの人々がトランジョンを行っているのに未だに多くのリスクを孕んでいるの」と現代も続いている問題に警鐘を鳴らしています。

リリーのすべて

 

2人が生きていた時代は今より困難であるものの、リリーとゲルダが体験したように、今も変わらずにこのような問題は存在し続けています。それは共に生活を送る上で大勢の異性愛者にもLGBTの人々と無関係ではいられない現代では、ゲルダのような“アライ”な人が一人でも多く増えるよう、本作を観てLGBTの話題を少し調べてみたり、考えてみるなど、ちょっとしたことから始めることが大切です。

 

『リリィすべて』 2016年3月18日(金)全国公開

<STORY>1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになるー。

 

監督:トム・フーパー 脚本:ルシンダ・コクソン

出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショー、アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ 他

原題:The Danish Girl 提供:ユニバーサル映画/製作:ワーキング・タイトル、プリティ・ピクチャーズ/配給:東宝東和/R15+/©2015 Universal Studios. All Rights Reserved.

公式サイト:lili-movie.jp


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この記事を書いたライター

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