いよいよ忘年会、クリスマスと年末に向けて忙しくなってきますね。
この時期は特に体調管理に力を入れる人が多いと思います。
今回は、体を温めて風邪予防に効果的な食材「生姜」の活用法とクリスマスシーズンにぴったりのジンジャーマンクッキーのレシピをご紹介します!

冷え性対策だけじゃありません。生姜は漢方や薬味としても用いられ、健康に良い働きがたくさんあります。
・免疫力をUPさせ、風邪を引きにくい体に。
・血行促進、代謝UPで痩せやすい体に。
・脂肪分解作用でダイエットにも効果的。
・殺菌、消臭効果で肉や魚料理を美味しく。
・消化吸収を助けてくれるので、疲れた体にも優しい。
など、優秀な働きを持っています。冬の食卓にはぜひ取り入れて欲しいですね。

一人暮らしや家族が少ない世帯は、生姜を買っても使い切れずダメにしてしまうこともあるかもしれません。
そんな人は、購入したら「すりおろし」、「スライス」と小分けにしてラップに包み冷凍するのがオススメです。
もちろん生姜も酸化や風味の劣化が進みますので、おろしたて切り立てが一番ですが、冷凍すればそれほど風味も失われません。
効果的な1日の摂取量は、すりおりした状態で小さじ1程度と言われています。
生姜を使った定番料理に「生姜焼き」がありますが、豚肉に限らず、牛や鶏、魚料理とも相性が良いので、どんどん使ってください。
消臭効果があるので、冷凍肉の臭みを消してくれたり、爽やかな辛みが食欲を増進させてくれます。
また、すりおろして普段の鍋やうどんにプラスするだけでもOK!
上級者さんは「ジンジャージャム」を作って、白湯に溶かしたり、パンに塗ったり、ソテーや煮込み料理にも活用してみては?

(出展元:http://weheartit.com/)
「ジンジャーマンクッキー」をご存知でしょうか?
その名の通り、生姜入りのクッキーです。
アメリカでは、クリスマスシーズンのお菓子といえばブッシュドノエルに並ぶ人気のお菓子です。
風邪予防になる生姜を国民に食べるよう勧めたイギリスのヘンリー8世を象徴して、人型のクッキーになったそうです。
クッキー生地には生姜の他にスパイスが数種類入っているのが特徴で、日持ちしますので、クリスマスシーズンにはパーティーのプチギフトとして使われています。
アイシングをすれば可愛らしいオーナメントにもなるので、飾ってみるのも素敵ですね。
【 レモンアイシングで食べるジンジャーマンクッキー 】
材料(約20枚分)
・バター 60g
・卵 1/2コ
・はちみつ 大さじ2
A・きび砂糖 70g
A・薄力粉 170g
A・ベーキングパウダー 小さじ1/2
B・しょうがすりおろし 小さじ1
B・シナモンパウダー 小さじ1/4
B・ナツメグパウダー 小さじ1/4
C・粉糖 30g~適量
C・卵白 小さじ1~適量
C・レモン汁 小さじ1/2~適量
作り方
下準備:バターは室温に戻しておく。(もしくは電子レンジで10秒ほど加熱し柔らかくする。)
生地を休ませたら、オーブンは余熱170℃セットする。
・Aの粉類をまとめてふるってボウルに入れておく。
・バターを泡立て器で混ぜ、練りやすい状態にする。
・柔らかくなったバターにはちみつを加え混ぜる。馴染んだら、溶き卵を少しずつ加えよく混ぜる。
・3にBを加え混ぜ、ふるった粉類も加えゴムベラでさっくりと混ぜる。
・ひとまとめにしてラップに包み冷蔵庫で1時間休ませる。
・その間にアイシングの用意をする。Cを混ぜ合わせラインが引けるような固さに調整する。クッキングシートでコルネを作りアイシングをセットする。(この時、口先は細めにカットして下さい。)
・休ませた生地をめん棒で3mmくらいに伸ばし、型で抜いていく。
・天板にクッキングシートを敷き生地を並べたら、オーブン170℃で15分焼く。
・クッキーをしっかり冷ましてから、ジンジャーマンの顔や雪の結晶などアイシングデザインをする。
アイシングには着色料を使用していないので、気になる方も安心なデコレーションです。
お子様でも食べやすい配合にしていますが、少しスパイシーに感じたら、生姜などの量を減らし、ココアなどを加えても美味しくできますよ。
今年の冬は生姜パワーで風邪知らずでいきたいですね!