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2015年09月10日更新

お菓子じゃない団子?つみれ汁じゃない団子汁

団子はもともと団喜(だんき)と呼ばれ日本に伝わってきた、唐菓子の一つだったと言われています。米粉を捏ねて丸め茹でたものに甘く味をつけた葛を塗るものだったと言われています。日本に伝わってからも、うるち米や米粉を捏ねて蒸したり茹でたりして、甘いタレをつけて食べる菓子として一般に親しまれている食べ物だと思います。

秋のおかずとして登場する、団子汁。名前だけを見ると、つみれ汁のことでは?と思ってしまいますが、おかず番付「日日徳用倹約料理角力競」では精進方、つまり野菜の部に入っていますので、つみれ汁ではありません。では、どんな料理なのでしょう?

団子は必ずしもお菓子ではない?
 
via TOMO/Shutterstock.com
団子はもともと団喜(だんき)と呼ばれ日本に伝わってきた、唐菓子の一つだったと言われています。米粉を捏ねて丸め茹でたものに甘く味をつけた葛を塗るものだったと言われています。
日本に伝わってからも、うるち米や米粉を捏ねて蒸したり茹でたりして、甘辛醤油をつけて焼き、甘いタレをつけて食べる菓子として一般に親しまれている食べ物だと思います。
江戸時代には手軽な菓子として串に刺したものを売っていました。始めの頃は一串に5つ刺して五文だったそうですが、四文銭ができて以降は、一串4つで四文になったそうです。

この団子と言う言葉は、甘味としての食べ物を指すだけではなく、形状を指す場合もあります。おおむね丸めたもので、食べ物に限れば粉にした穀類や芋、小豆などの野菜から魚、肉等を材料とするものまで種類が多くあります。

具沢山でお腹を満たすおかず
 
via gpointstudio/Shutterstock.com
一方で、農村部など米が贅沢品だった地域では米の代わりの日常食として、汁に入れたものが食べられていました。
汁は味噌汁やすまし汁で、小麦粉やうるち米などを捏ねて細長く伸ばしたようです。
大分の郷土料理である団子汁は、野菜をたくさん入れた味噌汁に平たく伸ばして煮たものです。
この作り方は、『都鄙安逸傳』(天保四年、1833年)にもうどん粉などを団子にし、菜っ葉を入れた味噌汁に、大根、いも、蕪などを沢山に切ったものに、団子を入れれば「大いに米の助と成る」また、団子のように丸くするのではなく平たくするのは、食べるときに喉につかえずに食べ易いからと書かれています。

細長く伸ばしているのに、団子とは不思議な名前です。具沢山の状態を指したものでしょうか。

似た料理として『ほうとう』や『すいとん』があります。『すいとん』は「水団」や「水飩」などと書かれるもので、粉を団子状に丸めたものです。もともとの製法はわかりませんが現在では強力粉を使って練り上げるため、うどんのような歯ごたえがあります。
一方、『ほうとう』は小麦粉を練って薄く延ばし麺状に切ったもので、団子汁に似ています。

この辺りの名称の差異は地方から京阪、江戸へ伝わり、又その逆で地方へ伝わって行く過程で変わり、更にその地域特有の産物や気候などの条件で独自の発展を遂げていったのかもしれません。

(rauya)

thumbnail pictures by tama2012/Shutterstock.com

 

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