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2015年09月21日更新

焼き生姜とショウガ市

だんだんと秋めいてきましたね。身体を温める効能をもつショウガ。秋のおかずとして登場します。”焼きショウガ”は料理法が不明な料理のひとつです。ショウガの調理法で調べてみると、現在ではスープやしょうが焼きの他、佃煮など臭み消しや味のアクセントなど、香辛料としての使用法が多くあがってきます。

だんだんと秋めいてきましたね。身体を温める効能をもつショウガ。秋のおかずとして登場します。”焼きショウガ”は料理法が不明な料理のひとつです。

身体を温める食材として大人気のショウガ
 
via 筆者
ショウガの調理法で調べてみると、現在ではスープやしょうが焼きの他、酢の物やショウガシロップ、ショウガ糖、ショウガ茶の他、佃煮など臭み消しや味のアクセントなど、香辛料としての使用法が多くあがってきます。多くの料理本でも、付け合わせに使われたほか、『料理網目調味抄』(享保十五年、1730年)では膾の具、野菜を細かく刻んで醤油や味噌、酢で和えた「めしそ」に使う、と書かれています。
その中でも焼きショウガの正体に近いのではないかと思われる料理法はショウガの佃煮です。
『料理塩梅集』には「せりやき」と言う料理が肴として上げられており、その調理法がせりを酒で煎り、醤油で味をつけるとあります。
醤油で味のついたショウガは、ご飯をたくさん食べるためのおかずとして最適だったのではないでしょうか。

現在ではショウガは身体を温める食材としてよく取り上げられています。この効能は昔から知られていたようで、『本朝食鑑』(元禄十年、1697年)、『倭漢三才図会』(文政七年、1824年)では、『気味は辛く、微温。効能としては風邪を治し、咳、痰を止め、胃腸の元気を増し、身体を暖める』と書かれています。

香辛料として使われることが多いショウガは、東南アジアが原産ですが古くから日本にも伝わっており、昔は「ハジカミ」、または「クレノハジカミ」と呼ばれていました。
クレノハジカミは、ショウガの根の形から塊(クレ)がついたのではないかと言われています。

またハジカミそのものは、元々「辛いもの」総称で山椒やショウガを指しました。名前の由来は「辛くて歯にしみる」と言う意の「はしかむ」、あるは「辛いため端を噛んで味わう」から、などの説があります。
 
芝神明祭礼、だらだら祭りに立つショウガ市
 
via SHIBADAIJINGU by masatsu/flickr
秋に行われる芝神明の祭礼は、10日も「だらだら」と続くことから「だらだら祭り」とも呼ばれています。芝神明は東の伊勢とも呼ばれて、参拝者がひきもきらなかったと言われていたそうですので、それだけ長く開催せざるを得なかったのかもしれません。
またこの辺りは、生姜の産地でもあり、祭礼に奉じられると同時に生姜市が立ちました。
別名「めっかち市」とも呼ばれていますが、一説には由比正雪が慶安の変で上流から毒を流したが、たまたま老婆が下流で生姜を洗っており毒が消えたとか、新ショウガの芽をかいて売ったから、目の悪い者が生姜を売っていたからなどの諸説があり、この名前の由緒ははっきりしません。

(rauya)

thumbnail pictures by grafvision/Shutterstock.com

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