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2016年08月29日更新

夏は赤い食材と苦いものを食べると良い?薬膳から学ぶ夏野菜の豆知識

夏バテや夏太り、冷房による体の冷えや乾燥など、身体に変化が起きやすい夏は健康に役立つ「薬膳」の知識が役立ちます。夏の暑さで疲れた身体を整えてくれる、自分の身体に合った夏野菜の選び方についてご紹介します。

夏になると活発になる「心」の働き

Artit Wongpradu/Shutterstock.com
 
via Artit Wongpradu/Shutterstock.com
薬膳の基本的な考えでは、夏になると「心」の働きが活発になると言われています。
夏の暑さで汗をかいたり、血の流れが活発になると心臓に負担がかかったり、高血圧になることもあります。
また、夏になると眠れなくなってしまうという人もいるのではないでしょうか。
少し感情的になったり、夢ばかり見て熟睡できずに睡眠不足になると精神的に弱ってしまうことも少なくありません。
夏は心臓だけでなく、精神活動も「心」の影響を受けやすくなっているというのです。

大量に汗をかく夏は、水分を補う、血を作り出す食べ物を意識的に摂るようにすることが大切。
そんな繊細な「心」の働きを助けてくれるのが夏野菜です。

赤い食材を食べて身体を冷まそう!

Standret/Shutterstock.com
 
via Standret/Shutterstock.com
身体の熱を下げてくれるのが夏野菜の特徴です。
キュウリやトマトは水分補給にもピッタリの夏野菜なので、水分を逃がさないサラダなどで食べるといいですね。
夏の暑さで眠れないときは、身体の内側から冷やしてあげるのも効果的です。

薬膳によると夏は「火」の属性であると言われいます。
火の属性の野菜は“赤の食材”、“苦みのある食材”なのです。
赤い野菜というと、トマトやパプリカ、スイカなどがありますよね。
野菜が赤い理由は、リコピンという色素成分にあります。
このリコピンには抗酸化作用があるので、アンチエイジング効果も見込めます。
トマトは「医者いらず」と言われるほど栄養価が高いことは有名ですが、赤いパプリカも汚れた血液を取り除いてサラサラ血液にしてくれる効果があります。

苦い食材が心臓を助ける理由とは

sunabesyou/Shutterstock.com
 
via sunabesyou/Shutterstock.com
薬膳には「五味」という考えがあります。
食物には必ず味がありますよね。
中でも、夏には「苦味」がある食べ物を食べると良いとされています。
ピーマンやゴーヤ、セロリなどの夏野菜は苦みがありますよね。

この“苦味”には炎症作用や出血を抑える効果や、利尿作用が高いのでむくみを取る効果があります。
苦み成分の多い食べ物は好き嫌いがはっきりしがちです。
実は、排尿や排便障害に悩む人の多くは苦みのある食材を積極的に摂っていないとも言われています。

苦み成分の多い食材は火を通すと甘みが出るので、夏野菜たっぷりのラタトゥイユにして煮込んだり、ゴーヤチャンプルーなどにして加熱して食べるのがおすすめです。
サラダなどでは食べにくい野菜も加熱すれば美味しくいただけますよ。

薬膳では、季節の食材を食べることはとても身体に良いとされています。
食材自体が持っている自然のエネルギーを最も感じられるのが夏野菜かもしれません。
苦みのある野菜は苦手という人も、できるだけ工夫をしながら夏の日差しをたっぷり浴びた野菜をしっかり食べて暑い夏を乗り切りましょう!

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この記事を書いたライター

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