大人女子にもなれば、手際よくパッと作れる手料理スキルを持っている方も多いはず。
美味しいということは大前提ですが、見た目からも「美味しそう!食べたい!」と思えるように、思ってもらえるようにしたいですよね。
せっかく味が良くても、盛り付け方や食器の選び方がイマイチだと残念です。
あらゆるメニューのレシピを”自分のモノ”にした大人女子だからこそ、これからは”見た目”にこだわりを持ちましょう。
そこで今回は、美味しさ倍増、味をもアップグレードさせてくれる、大人女子のための手料理コーディネート術をご紹介していきます。

<目次>
形違いで揃えたい♡万能!白食器
洋服でもそうですが、白は何にでも合う万能カラー。
基本的にお料理は色が付いていますので、どんなメニューにも相性抜群です。
カラフルなサラダやパスタは白食器が定番。
ここで大人女子ならではのこだわりを見せたいのは盛り付け方です。
サラダの場合は深さがなく平なモノをセレクト、高さを出さずに盛り付けを。
テーブルコーディネートやシーンにもよりますが、大人数で取り分ける場合はウッドタイプのボウルもおしゃれに。
パスタの場合は深さがあるものをチョイス。
サラダとは真逆で出来るだけ高さを出すように盛り付けましょう。
トングを使い、くるくる回しながら盛り付けると簡単に高さが出せます。
食器全体の面積に対して“真ん中に小さく、高さは高く”がパスタを盛り付ける時のポイントです。
しかし、シチューなどベースカラーが同色系のメニューは同化してしまい、あまり映えません。
洋服コーディネートではオールホワイトコーデもアリですがお料理の場合は避けるほうが無難。

一気にハイグレードに♡重厚感溢れる黒食器
上級者向けのダークトーン食器。
お料理と上手にマッチさせれば、グッと高級感が出る優れものです。
黒食器との相性が良いのは、王道メニューである肉じゃが、箸休めに欠かせないお漬物などの和食。
焼魚にも合います。
黒食器を生かすポイントは、プラスαで緑をいれること。
肉じゃがの場合はサヤインゲンを入れたり、トッピングに刻みネギを散らしてみましょう。
焼魚の場合は盛り付ける際、下に葉を引くなど、そのお魚に合う葉を選ぶところからセンスが問われます。
お漬物には長方形で板の様に平の黒食器がベスト。
1種類だけではなく、数よく3種類程のお漬物を少しづつ等間隔に盛り付けます。
“きゅうりのぬか漬け・柴漬け・たくあん”など”緑・赤・黄”の法則でチョイスすることで、黒食器が映え、全体的に色合いが地味になりがちな和食テーブルコーディネートに華を添えるアクセントに。
旅館の様なテーブルが完成します。
長方形で平の黒食器は、卵焼きにも相性抜群。
大根おろしやシソで色をプラスすることを忘れずに!
色鮮やかな、お刺身やお寿司も黒食器にすることで立体感が生まれ、より食材が引き立ちます。
何となく手抜き感が出てしまいがちな親子丼、カツ丼、牛丼などの丼モノやラーメンなども黒食器にチェンジするだけで一気に高級感溢れて見えますよ♡
又、赤や黄などカラフルなメニューが多いアジア料理も黒食器が合いますので、形違いで幾つか持っておくと便利です。

オシャレで簡単♡優秀!カッティングボード
ナチュラルで優しげなウッドタイプのカッティングボード、ひとつは持っておきたい優秀アイテムです。
いわゆるまな板のオシャレバージョンなので、カッティングボードの上でカットしてそのままテーブルに出してOK!
洗い物が減るので楽な上に、お皿に盛り付けるよりもオシャレに見えるので人気なんです。
盛り付けが苦手…という方もカッティングボードなら、大丈夫!
ある程度、適当に置いても、カットしたその状態のままでも、オシャレに♡
ワインに合わせてチーズのおつまみを用意する際や、パン、フルーツ、ティータイムのクッキーなど、様々なシーンで使えます。
ウッドタイプのカッティングボードは温かみのある空間を演出してくれるので、ホームパーティーや、休日のブランチ、彼とのまったりタイムなど、落ち着いてリラックスしたいシーンにオススメ。

見せても美しく♡涼しげなガラス食器
冷静パスタやサラダ、そうめんなどの冷たいメニューに良く合いますが、涼しげな印象のガラス食器と最も相性が良いのは何と言ってもデザート♡
色鮮やかで美しいメニューが多いデザートは、お皿でなく、グラスを使って全てを見せるのも◎!
簡単なのにオシャレに見える盛り付けが完成します。
手料理をアップグレードさせてくれる最高の魔法とは…
自分が持っている食器を整理し、把握しておくことも重要なポイントのうちのひとつ。
すると必然的に「あ、このメニューにはあの食器が合うかな」とか「このお料理をあの食器にこうやって盛り付けたらどうだろう」とかいろんなアイディアが浮かんできます。
お料理を苦手としている方も、全体のバランスやテーブルコーディネートまで視野を広げていくと楽しくなってくるはず!
何より、手料理というのは大切な人にしか作らない特別なもの。
愛する人の喜んでくれる笑顔、美味しいというその一言、それこそが最高に手料理をアップグレードさせてくれる魔法です♡