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2017年01月25日更新

冷麺と言えば夏!でも岩手のご当地グルメ「盛岡冷麺」は冬の食べ物だった?!

岩手県といえば、じゃじゃ麺、わんこそば、そして盛岡冷麺が名物ですよね。冷麺は夏の暑い日にツルツルっと食べたくなる美味しさ!でも実は、冷麺は冬の食べ物だということは知っていましたか?

暖かい部屋で食べる冷たい冷麺が本場の味

wizdata/Shutterstock
 

盛岡冷麺のルーツは、朝鮮半島「平壌(ピョンヤン)」の郷土料理の一つです。朝鮮時代の歳時を記した「東国歳時記」には12月の季節料理として「冷麺」が登場します。

北朝鮮と言えば冬は寒さの厳しい地域です。でも、室内はオンドルという床下暖房のおかげで暖かいのですが、温度調節がこまめにできないため、部屋の中が少し暑くなることも。そんなときに食べていたのが、キンキンに冷えた冷麺!たしかに日本でも、炬燵にあたりながら食べるアイスクリームは美味しかったりますよね。

しかし現在では、韓国でも冷麺は夏の食べ物として認識されており、日本の「冷やし中華」同様、冷麺専門店以外のお店では、夏の間にしか出さないところも増えているようです。

故郷の味を再現した「平壌冷麺」がルーツ

marinatakano/Shutterstock
 

昭和29年。北朝鮮の咸興(ハムフン)生まれで在日朝鮮人の青木輝人(ヤン・ヨンチョル)が、盛岡で「食道園」を開業します。

その当時、お店で出していたのが幼いころ咸興(ハムフン)で食べた思い出の味、冷麺でした。プロの料理人としてはまだまだでしたが、なんとか当時の味を再現しようと独学で奮闘します。今では当たり前となった辛いキムチも日本ではまだ認知度が低く、コシの強すぎる麺は「まるでゴムを食べているみたいだ」と散々でした。

しかし、日本人にも受け入れてもらえるよう「故郷の味三大要素」であるコシの強い麺、トッピングにはキムチ、牛骨出汁の濃厚スープを使うことを守りつつ、麺や味付けに改良を重ねて今の「盛岡冷麺」へと変貌を遂げるのです。

進化を続ける美味しい「盛岡冷麺」

glen photo/Shutterstock
 

新しいもの好きな若者の間から「一度食べたらまた食べたくなる味」と評判が評判を呼び、人気を集めるようになりました。

この時はまだ故郷の名前を冠した「平壌冷麺」として出していましたが、昭和61年に盛岡で「日本めんサミット」が開かれることになり、そこで初めて「盛岡冷麺」と呼ばれはじめると一気にその名前が浸透することとなりました。

定番はキュウリなどの野菜と一緒にキムチや牛すね肉をトッピングしたものですが、最近では「変り冷麺」も続々と登場しています。カニと牛チャーシューの冷麺、エビやアサリが入ったシーフード冷麺、さらにはブドウやスイカがトッピングされたフルーツ冷麺まであるんです!

冬の寒い日に暖かい炬燵で、いろんな味の盛岡冷麺を楽しんでみては?

盛岡冷麺を名乗るようになったころ、在日朝鮮人である青木氏は同胞から「故郷の味を安売りするのか」などと猛反発をされました。しかし今では、「盛岡冷麺」は公正取引委員会が承認する特産・名物麺料理10品目の中で、唯一の冷製専用品目として認められているのです。

現在では日本各地で食べることができるので、一度召し上がってみては!?

thumbnail picture by yumehana/Shutterstock

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