ニューヨーク在住、ヘアスタイリスト、メイクアップアーティストの岩下マキです。
アメリカのホームパーティと聞くと、皆さんはどのようなものを想像されるでしょうか?
海外テレビドラマでみるようなゴージャスなものでしょうか?
ニューヨークという場所柄、そのようなパーティに伺う機会もありますが、今回はより日常的なホームパーティのお料理のスタイルをご紹介します。
ポットラック
これは、いわゆる”一品持ち寄りパーティ”スタイルです。
アメリカでも基本的にはパーティ主催者がお食事の用意をしますが、何と言ってもアメリカの方はみんなで集まるパーティが好きです。
ビジネスの集まり、お友達同士、親戚や家族などのパーティをより日常的にできるようにした形がこのポットラックパーティです。
参加者が一品ずつ、もしくは飲み物などを持ち寄りみんなで食卓を作り上げる協力型のパーティスタイルです。
一番庶民的なスタイルにはなりますが、多種多様な人種の街ニューヨークではこのスタイルだとあらゆる国のお料理がいただけて個人的には楽しみなものでもあります。
BBQ
もちろんアメリカですから、BBQ、バーベキューは定番中の定番パーティスタイルです。
ほぼすべてのご家庭がお庭でバーベキューをするためのバーベキューコンロを持っていると言っても過言ではありません。
特に暖かくなるこれからの季節には毎週末のように開催されるご家庭も多いと思います。
ここ、アメリカのBBQは日本のものとは少し違います。
日本の焼肉のように薄切りのお肉がアメリカのスーパーでは一部のアジア系スーパーを除くと、基本的には売られていません。ですので、お肉は各家庭オリジナルなどのバーベキューソースに前もって漬け込まれた500g~1Kgはある、大きなお肉を塊のままグリルで焼いてそれぞれに切り分けるようなスタイルが多く感じます。
こちらも人種やお国の違いでスタイルや食材も変わりますのでみんなに人気のパーティの一つです。
ケータリング
はじめにお伝えしたセレブが行うような大きなパーティだけではなく、アメリカではオフィスでのビジネスパーティーやお子さんの誕生祝い、お誕生日会など、通常のパーティを日本の感覚より少し華やかに、ゴージャスに開催するため、パーティ料理のケータリングのサービスも大変人気があります。
各種レストランでもケータリングサービスを行っていますので、この点でもアメリカ文化でのパーティ人気がうかがえると思います。
立食パーティ用の一口サイズのメニューから結婚式なども対応できるようなコース料理、ケーキやスイーツ専門の方もいらっしゃいます。
まとめ
母国とは違った文化のパーティでの楽しみは何より、その決まりのスタイルの違いやお料理ではないでしょうか?
海外に行かれる際にそのような機会があれば是非、積極的に参加されてみてくださいね。