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2017年05月05日更新

どうして端午の節句に「かしわもち」を食べるの?「ちまき」との違いは?

柏の葉に包まれた丸いおもち。端午の節句には欠かせないですよね!でも、地域によって「かしわもち」だったり「ちまき」だったりと、その形は様々あるようです。一体どんな違いがあるのでしょうか?端午の節句にかしわもちを食べるようになった理由と一緒に解説します!

そもそも端午の節句ってどういうもの?

Tony Ray/Shutterstock
 
現在日本で行われている「端午の節句」に関する由来は諸説ありますが、元々は中国から来た風習の一つと言われています。「端」は始まりを意味しており、月始めの午の日を「端午」としていました。後になって、「午」が「五」に通じるようになり、月と日で同じ数字が重なる5月5日を端午の節句としたという説があります。

同じように奇数月の3月3日、7月7日、9月9日も節句になっています。古来より、中国では端午の当日に野に出て薬草を摘み、邪気を払う為に蓬で作った人形を飾ったり、菖蒲を門に掛けたりしていました。これは現代の「菖蒲湯」に通ずるものがありますね。

しかし、端午の節句が男子の節句とされるようになったのは鎌倉時代の頃。菖蒲=尚武(武道を重んじるなどの意味)という連想から、鎧や兜、金太郎の人形などを飾るようになったと言われています。ちなみに、こいのぼりが登場するのは江戸時代になります。

端午の節句に食べるのは「ちまき」

KPG_Payless/Shutterstock
 
端午の節句の由来と「ちまき」、実際はあまり関係なさそうに思えますよね。中国の昔話の一つに、5月5日が命日となる詩人「屈原(くつげん)」という人がいました。彼は詩人ですが政治家でもあり、国王の側近として仕えていました。愛国心が強く優秀な人物で多くの人から慕われていたのですが、陰謀により失脚し国を追われ、川に身を投げてしまったのです。屈原を愛した人たちが彼の死を悼む供養として、また、魚が彼の死体を食べることのないよう餌として、ちまきを投げ入れていたのがはじまりとされています。

また、供養のために投げ入れたちまきが龍に盗まれるのを避けるため、龍が苦手な「楝樹(れんじゅ)」という葉でちまきを包み、邪気を払う赤・青・黄・白・黒の5色の糸で結んで投げ入れて屈原の元へ届けたと言われています。これが日本における「ちまき」の原型のようですね。

「ちまき」が「かしわもち」になった理由

yasuhiro amano/Shutterstock
 
「端午の節句=男子の節句」と認知されて以降、江戸時代の頃になってやっと「かしわもち」が登場します。柏の葉は新芽が育つまで古い葉が落ちません。そこから「世継ぎが生まれるまで親は死なない」という連想で「子孫繁栄」を意味するようになり、縁起を担いで柏の葉を使うようになったと言われています。これが、かしわもちのはじまりです。

柏の葉が手に入りにくい地域では、代用として「サルトリイバラ」の葉を使っている地域もあるそうです。とはいえ、関西以西ではやっぱり、ちまきの方が主流。その理由の一つは、伝統を重んじる京文化の影響とも言われています。
「ちまき」も「かしわもち」も、端午の節句には欠かせない子供たちの楽しみの一つです。ちなみに、柏の葉は、小豆あんなら外表、味噌なら中表など、巻き方によって中身の違いを表していることもあるようですよ。ただし、柏の葉はちゃんと剥いてから食べるように気をつけましょう。


thumbnail picture by yonibunga/Shutterstock

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この記事を書いたライター

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