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2017年05月25日更新

フリーズドライは古代マヤ文明の頃からあった!?フリーズドライの美味しい雑学

ここ最近よく耳にするようになった「フリーズドライ製法」の食品。凍らせてから乾燥させる…ということは何となくは知っていても、どうして長期保存ができるの?フリーズドライって食べ物だけなの?と不思議だらけ!一体フリーズドライって何?

フリーズドライに似た製法の保存食たち

ostill/Shutterstock
 
日本でフリーズドライといえば、高野豆腐や寒天などがありますよね。実は日本でフリーズドライが生まれるもっと昔、古代マヤ文明の頃から、「チューニョ」というじゃがいものフリーズドライが存在していました。作り方は昼夜の寒暖差を活かしたもので、「凍結→解凍→じゃがいもを足で踏んで水分を抜く」という繰り返し作業で作られています。食べる時は水で戻してから煮込みやスープ料理にして使われることが多いようです。

実はこのチューニョに似たものは日本にもあり、「しばれ芋」や「凍み芋」などと呼ばれています。作り方に多少の違いはありますが、凍結と解凍を繰り返しながら水分を抜いていくという方法は同じです。凍み芋を粉状にして水で練って料理をすることもあるそうですよ。

刺身も寿司もフリーズドライ!?多岐に渡る携帯食

Chayanin Wongpracha/Shutterstock
 
フリーズドライのメリットは、食品自体が持つ水分を除去してしまうため、微生物や酵素が発生しにくいこと、そして添加物を使わなくても長期保存が可能という点です。食材によっては変色してしまったり、食感が変わってしまいますが、非常食や携帯食などとして食べる分には問題ありませんよね。

元々、フリーズドライは「軍事用携帯食」の軽量化が目的で研究開発が進んだもの。日本でフリーズドライ製法が一般的に広まった背景には、カップラーメンに使われる乾麺やお茶漬けの素などがきっかけになっています。フリーズドライの食品は、軍事用以外にも保存食や非常食として食べることがありますが、登山やアウトドアなどのレジャー、宇宙飛行食などにも幅広く使われるようになりました。近年では、なんと宇宙ステーションでフリーズドライの寿司やエビの刺身なども楽しまれていたそうですよ!

食べ物だけじゃない、フリーズドライ技術の応用

TORWAISTUDIO/Shutterstock
 
フリーズドライの技術は食品だけにとどまらず、医療や文化財の修復作業にも応用されているんです。医療の分野では、輸血用の血液を軽量化して遠隔地に運ぶための研究開発がおこなわれたり、日本では動物の精子をフリーズドライ保存する実験にも成功しています。もちろん解凍された精子にも受精能力があることも確認されています。

もっと開発が進めば、今後は希少性動物を守れるようになるかもしれません。フリーズドライ技術を応用した文化財の修復も、実際に東日本大震災の時に使われていました。泥や水で汚れてしまった資料や書籍、古文書などを「真空凍結乾燥機」という機械を使って汚れを除去して修復していたんです。「凍らせて乾燥する」という独特な技術は多岐にわたって応用されているんですね。
フリーズドライ=食べ物というイメージがありましたが、実はもっと幅広いジャンルで応用されていることが分かりました。もはや私たちの生活に欠かせなくなってしまったフリーズドライ。今後も色んな場所での研究開発が期待されそうです!


thumbnail picture by FeyginFoto/Shutterstock

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