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心身共に健やかである為の考え方

生きている中では、対処不能と感じる困難な状況に置かれる事がありますが、その様な状況を乗り越える力や抵抗力を「レジリエンス」といい、ヘルスケアを行う上で重要になっています。良い事も悪い事も捉え方次第で自他共に与える影響が変わります。いざという時に冷静になれる様、この様な捉え方を日々意識していけると良いです。

楽しいGWが終り、日常生活に戻りました。現実にひき戻される感じがして理想と現実のギャップを感じたり、気温差などにより心身共にストレスを感じやすい時期です。適度なストレスは必要ですが、過度なストレスにしないように上手にコントロールしていきましょう。

状況を乗り越える力”レジリエンス”

生きている中では、対処不能と感じる困難な状況に置かれる事がありますが、その様な状況を乗り越える力や抵抗力を「レジリエンス」といい、ヘルスケアを行う上で重要になっています。

健康はどの様に生まれるか?という事を研究する「健康生成論」(サルトジェネシス)という分野があり、「人間の健康が生まれる為に必要な条件は何か?」という事をイスラエルの医療社会学者 アーロン・アントノフスキーが研究しました。ナチス時代、ヒットラーによって捕らえられ、強制収容所に閉じ込められたユダヤ人のその後を研究。

強制収容所で酷い目にあった人達の中には、自分の心と身体の健康を維持する事ができ、しっかり生き延びた人もいました。その一方で、心も身体も蝕まれ本当に崩れてしまった人達もいて、アントノフスキーは、その違いと三つの要因に気づきました。そして健康の三つの要因は、その後「レジリエンス」に関する科学的研究によって裏付けられました。

健康の三つの要因

・理解可能感

人生における出来事はすべて秩序付けられていて、偶然なものはなく、説明可能である

 

・処理可能感

これらの事に対して自分の内外の資源を用いて対処する事ができる

 

・有意味感

そしてその出来事は、自分にとって関与する価値のある意味を充分にもっている

 

健康とは病気であるとかないではなく、病気を患っている方でもこの様な姿勢で元気に生活されている方が沢山いらっしゃいます。

困難と思える事を包括的に理解し、今あるもの(物や人)で対処出来るという絶対的な信頼感。そしてそれらから意味を見出す。自分の思い通りに行かなくても、失敗しても、それには意味があり経験となり、自己信頼に繫がります。

そして自分一人で対処できなければ、助けてくれる人が必ず現れます。未知の不安を抱えてしまう方もその様な視点を持っていると恐れを手放す事ができます。

良い事も悪い事も捉え方次第で自他共に与える影響が変わります。いざという時に冷静になれる様、この様な捉え方を日々意識していけると良いですね。

 

参考文献:

・シュタイナーのアントロポゾフィー医学入門 監修/(社)日本案トロポゾフィー医学の医師会 「がんと早期からの緩和ケア」 浦尾 弥須子

・ウルリケ・ペッター講演録 健康を支える子育て 発行/一般社団法人日本シュタイナー幼児教育協会


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この記事を書いたライター

管理栄養士。保育園の栄養士として8年、オーガニックアロマと食を扱う会社に4年半従事。現在は、シュタイナー子ども園に勤務し、食をテーマにした親子クラスを担当している。素材を生かしたシンプルな野菜料理が得意。心身の美しさと健やかさをテーマにしたワークの開催とコラムの執筆などを行っています。詳しくはhttp://ameblo.jp/hanasonomi/
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