ここ最近、テレビや雑誌などで「マインドフルネス」という言葉をよく見かけるようになりました。
ヨガインストラクターの資格を持つ筆者が、マインドフルネスの簡単な説明とやり方、ちょっとしたコツをご紹介します。
そもそもマインドフルネスって何?
マインドフルネスとは、簡単に説明すると「今ここにいる自分に注意を向けること」を言います。
ヨガの「瞑想」のように、なにも考えず頭の中をクリアにして自分に目を向けるのです。
アメリカの有名企業の社員研修で取り入れていれたり、教育・医療の現場でも瞑想を行ったりしています。
また、さまざまな集中力をアップさせ、ストレスを軽減させる効果があると科学的に実証されていて、私たちの日常生活でも簡単に取り入れることができます。
難しくない!瞑想のやり方
瞑想は楽な姿勢で行います。
あぐらや正座でもいいですし、椅子やベッドなど座り心地の良い場所を選びます。
ここでは、最も一般的なあぐらでのやり方を説明します。
①あぐらで座り、背筋を伸ばす。お尻の下にフェイスタオルを敷くと背筋が伸びやすくなります。
②両手の親指と人差し指で輪をつくり、手の甲を膝の上に置き、目を閉じる。
③鼻からゆっくりと息を吸って吐く。
どうしても気が散ってしまうときに試してみたいコツ
はじめのうちは考え事をしてしまってどうしても瞑想状態に入れない、という場合はヒーリング系の音楽をかけたり、アロマを焚いたりして、リラックスできる環境をつくっておくと集中しやすくなります。
また、雑念が思い浮かんでしまってもそれを打ち消そうとするのではなく、そのような自分を受け入れ、認めることが大切です。
マインドフルネスは、心を安らかにして感情的な気持ちを抑えてくれる効果もあります。
普段の生活にぜひ取り入れてみてくださいね。
Written by 林 加奈