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2017年09月19日更新

しつこい暑さが続く9月!残暑対策には情緒を感じる打ち水がオススメ

夏のシーズンは終わったはずなのに、暑い……でも、冷房をつけるのもなんだか……そんな時は打ち水で涼やかな気分になってみてはいかがでしょうか?暑さ対策として、日本では昔から打ち水をしていました。打ち水の歴史も踏まえてその効果について紹介します。

打ち水は暑さ対策とおもてなしの意味もある伝統文化

NITIKAN TUMNITAYASAK/Shutterstock (39081)
 
打ち水とは、玄関先や庭先に水を撒くことです。撒かれた水は気化します。気化とは液体が気体に変化することですが、打ち水が地面の熱を奪いながら蒸発するのでひんやりとするのです。これは、江戸時代の人の知恵で、暑さをしのぐために打ち水を撒いていましたが、茶の湯では礼儀作法として行われていました。打ち水は土ぼこりをしずめて、お客様を迎えるおもてなしの意味もあります。

9月は秋の入り口でもありますが、残暑対策は大切。冷房代もかからずに涼むことができる打ち水でロハスな残暑対策をしてみてはいかがでしょうか?

打ち水でどれくらいの効果が得られるか?

adike/Shutterstock (39082)
 
日本では古き良き習慣が見つめ直され、2003年に都市部下水道局の協力のもと、「打ち水大作戦」と称する活動が開催されました。都内のイベント会場においていっせいに打ち水を行った際、真夏日でも気温が1~2度下がったそうです。

昔と違って今は土の道も少なくなりました。アスファルトの道では熱をためやすいため、熱がなかなか逃げず、夜になってもアスファルトから熱が発生していることも。夏だけではなく、残暑が厳しい時も打ち水をして冷やすことはとても効果的なのです。

時間帯を間違えると逆効果!正しい打ち水のやり方は?

Miyuki Satake/Shutterstock (39083)
 
打ち水に効果的な時間帯は、朝か夕方です。撒かれた水は地面の熱を奪いながら蒸発しますが、気温が高くなる昼間ではすぐに水が蒸発してしまいます。あまり効果がない上に湿度だけが上がってしまい、かえって不快になってしまう可能性も。9月の残暑では、夕方以降は気温は下がっていきます。昼間の暑さを冷やし、長い時間心地よく夕涼みができるでしょう。

打ち水をする時は風の通り道に撒くと効果的です。戸建ての家では、玄関前や庭、外壁や屋根に撒いても効果があります。マンションでもベランダに打ち水をして窓を開けておくと、涼しい風が部屋の中に入り過ごしやすくなります。打ち水には水道水は使用しないのが慣習でもあり、趣でもあります。風呂の残り湯や雨水などの二次利用水を撒くことで水資源も無駄になりませんね。
9月も中旬くらいまでは暑さがまだまだ残りますが、朝夕の打ち水をするだけで過ごしやすくなります。エアコンのあたり過ぎは体も疲れますが、自然の涼しさは心地良いですね。昔の人の知恵を現代でも大いに利用して残暑を乗り切りましょう。


thumbnail picture by Wor Sang Jun/Shutterstock

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この記事を書いたライター

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