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2019年03月26日更新

「切ない恋心を噛みしめたい」「青春の甘酸っぱさを思い出したい」というあなたへ…大人女子にこそ読んで欲しい!オススメマンガ

 

東京の桜も開花していよいよ春ですね。この季節になると卒業式の袴姿のお嬢さん方を見かけたりするせいか、ずいぶん昔に過ぎ去った学生時代や、若かりし日のことをふと思い出したりします。
そうすると、切ない恋とか、若かりし青春の日々を追体験したくなって、私はこのマンガを開きます。

 

自分自信はこのマンガみたいな眩しい青春の日々を過ごしていないのが残念ではありますが、たとえフィクションでも、恋や青春を追体験できるのって、マンガのいいところですよね!

 

『ハチミツとクローバー』羽海野 チカ(集英社 クイーンズコミックス)

 

あらすじ

美術大学に通う学生と、彼・彼女らをとりまく大人たちの恋と青春と苦悩を描いた青春群像劇。
美大生である以下の5人の登場人物を中心として、それぞれの人物が心に抱えた過去や苦悩と向き合いながら、成長していくストーリー。

 

・竹本 祐太…学校の近くのボロアパートに住む美大2年生。母子家庭で母を支えてきたが、母の再婚をきっかけに、手先が器用だったという理由で美大に進学した。「はぐみ」に恋をする。

 

・森田 忍…「竹本」と同じアパートに住み、すでに6年美大に在籍している。芸術の才能にはあふれているが、変人。お金儲けが好き。「はぐみ」が好きだが、自覚がなくいつもちょっかいを出している。

 

・真山 巧…「竹本」「森田」と同じアパートに済む、美大4年生。建築科で、アルバイト先のデザイン事務所の年上女性に恋をしている。

 

・花本 はぐみ…長野出身で、油絵科の1年生。天性の才能があり、周りからも芸術家として将来を期待されている。同じ美大の教師「花本 修司」は、はぐみの父の従兄弟で、美大の入学に伴い「修司」と暮らしはじめた。はぐみが新入生として大学に入学してくるところから、この物語が始まる。

 

・山田 あゆみ…陶芸科の4年生。美脚、美乳でスタイルもよいが、酒乱。家は酒屋で、小さな頃から商店街のアイドル。ずっと「真山」が好き。

大人になった今だからこそ読んで欲しい!

マンガが完結したのは10年以上前ですが、アニメ化、映画化、ドラマ化もされている作品なので、『ハチクロ』を知っている人は多いのではないでしょうか。
もしかするとその当時に一度は『ハチクロ』を読んでいたり、ドラマや映画で見た事があるという人もいるかもしれませんが、大人になってからあらためて原作であるマンガを読み返してみると、この作品を当時とはまた違った視点で楽しめますよ。
では、大人女子の視点での『ハチクロ』の見所をご紹介します!

登場人物が全員片思い

全員片思いですよ!少女マンガなのに、全員片思い!!
個人的には、“手が届かない相手に恋をしている真山”を好きなあゆ(山田)の片思いが切なくて…当時一番、感情移入していました。気持ちわかりすぎる。

 

話の大筋はご存知の方も多いと思うので、ちょっとネタバレしちゃいますけど、このマンガは先述の真山とあゆ、はぐちゃん(はぐみ)と森田、はぐちゃんと竹本くんの関係も含めて、みんな“ずっと好きだった人と付き合うことになってハッピーエンド”っていう終わり方ではないです。
でも、そこがすごくいい。

 

“ずっと好きだった人と結ばれてハッピーエンド“というのは、少女マンガでは一番王道な終わり方ではあるけど、このハチクロがこんなにも青春っぽさを醸しているのは、そういうラストじゃなかったからだと思います。
“叶わなかった切ない思い”って青春ぽくないですか?

 

ハチクロのラストでは、登場人物がみんな前を向いて、たとえ好きな人とずっと一緒にいて付き合うということが叶わなくても、大切な人を思う気持ちを大事に胸に抱いて、未来へ向って歩いていく。

 

私はそれが大人になるってことだよね!って思うんです。
やばい、気分が高まってラストを思い出しただけで、ちょっともう泣きそう…

森田とはぐみ…天才たちの苦悩

このマンガの中では、森田とはぐちゃんは、ずば抜けた芸術的な才能を持っています。
はぐちゃんは、それ故に孤独さを感じたり、自分の才能に人生を捧げる覚悟をしているんですよね。
森田もまた、あふれるほどの才能を持っていて、一見めちゃくちゃで破天荒な人間に見えるけれど、実はちゃんと人としての優しさも持っている。
森田がその才能でお金を稼ぎまくっていたのも、実は過去に悲しい事情があったからで、その時の悲願をやっと成し遂げた時には、己の優しさで自分自信も傷ついていたり…。

 

そして、森田とはぐちゃんが惹かれ合いながらも選んだ未来を思うと、やはり才能を「持つ者」は、才能を持つが故の苦悩があったり、才能を活かすための選択を迫られるというのは、世の真理なのかもと思わさます。
何かを一生懸命にやっている時ほど、才能ある人が羨ましくなったりするものですが、「持つ者」の苦悩ってきっとあるんでしょうね。

大人になった今だからこそ、心にしみる作品

若い頃の焦りとか、誰かへの嫉妬とか、将来への不安とか、こじらせちゃってる恋とか、その時に自分が登場人物達と同じような年代で同じような悩みを抱えている状態でマンガを読むのと、そういう時期を通りすぎて大人になって読むのとでは、見え方や、感じ方が違うと思うんです。

 

自分が同じ年代の頃は純粋に「そうそう、わかる!」と同調する感じなのが、大人になると「その感じ懐かしい!ああ、青春ってそんな感じだったわー」と、体に染みわたって細胞が青春を思い出すというか…。

 

まさに青春の追体験!
大人女子のみなさん、細胞活性化のためにぜひ『ハチクロ』をいかがでしょうか。

おまけ:ハチクロの登場人物のその後

ハチクロの連載が終了後に同じ作者が描いているマンガ『3月のライオン』14巻に、ハチクロの登場人物が登場しているんです!!
『3月のライオン』にハチクロの登場人物を出すための伏線はちゃんとはられていて、なんと12年越しにその伏線が回収されています。
『3月のライオン』で出てきたハチクロの登場人物のその後の様子を見れて、私はまたまた悶絶してしまいました。こちらもご興味ある方はゼヒに!


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この記事を書いたライター

東京在住、マンガとお酒が大好きなグータラなアラフォー。家事と子育てはボチボチやってる、ワーキングマザーです。毎日なるべく楽しく暮らすのがモットー。
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