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2019年04月07日更新

「彼とつきあえたら…」「結婚していれば…」どうしても『タラレバ』言ってしまうあなたへ…大人女子にこそ読んで欲しい!オススメマンガ

 

「あの時に告白していたら…」「彼に彼女がいなければ…」あなたはついつい『タラレバ』言ってはいませんか?

 

タラレバばっかり言って、お酒を飲んでは女子会でグダをまいていた3人組のアラサー女性を私は知っています。(2次元ですけど)
みんな恋に仕事に悩みながらも、最後にはそれぞれが気持ちを整理して自分の道を進んでいったから、きっと今はみんな幸せになっているはず…と思っていましたが、最近彼女達のその後の様子を知ることができました!

 

『東京タラレバ娘 リターンズ』
東村 アキコ (講談社 KC KISS)

 

メインキャラクター紹介

『東京タラレバ娘 リターンズ』は、ドラマ化もした大ヒット作『東京タラレバ娘』の続編。 前作のおさらいも含めて、メインキャラクターの3人を紹介します。

 

・倫子…33歳、脚本家。脚本家としての仕事がうまくいかず、アシスタントだった「芝田マミ」に、仕事を奪われてしまう始末…モデルで俳優の「KEY」と一夜の関係を持つも、その後もKEYとは衝突してばかり。紆余曲折の末、制作会社のディレクターの「早坂」とようやく幸せを掴みかけるも、結局は早坂とは別れを選ぶ。
香、小雪は高校時代からの親友。

 

・香…表参道でネイルサロンを経営するネイリスト。美人でスタイルもよいが彼氏はいない。
昔つきあっていたバンドマン「涼」は売れっ子ギタリストになり、偶然再会してからは香とセフレ状態に。

 

・小雪…父と居酒屋を営むしっかり者。倫子、香との女子会は小雪の店で開催されており、KEYが小雪の店に来たところで倫子、香、小雪とも知り合いに。自身の恋愛には慎重にもかかわらず、妻帯者の「丸井」と不倫関係に陥る。

 

『タラレバ娘』本編で、3人とも2020年の東京オリンピックまでに結婚したいと熱望していたのですが、本編が終了した時点では全員独身でした。
今回の『リターンズ』ではその数年後が描かれています。

気になる『リターンズ』のストーリー

本編を読んでいた方やドラマを見ていた方は特に、KEYと倫子のその後はどうなった!?というのが一番気になるところですよね~。
少しだけネタバレしちゃいますが、『リターンズ』では香の結婚話を中心にして、本編後のタラレバ娘3人と、本編にも登場していた男性キャラ「KEY」「涼」「丸井」が登場します。

 

…そう、『リターンズ』ではついに香が結婚するんですよ!
そして、倫子にもKEYとは違う新しい恋の相手が現れます。おおぉっっ!!

評判は賛否両論なようですが…

『タラレバ娘』本編では、倫子とKEYの関係はこれから変わっていくんだろうな、というところ終わっていて、私は本編の終わり方もすごくよかったと思っています。
そして、今回の『リターンズ』を読んだ人の感想は賛否両論のようですが、私は続編として満足な一冊でした。

 

『リターンズ』では、倫子は“KEYとはお互いに宿題を与えながら成長していく関係なのかもしれない”と感じていて、それはたとえ恋人同士ではなくても、お互いに相手へ強い想いを持っているってことじゃないかと思うんです。

 

本作の中で倫子がKEYに「私…かっこいい女になったかな?」と聞いたですが、それはなんだかんだいっても、倫子にとってKEYはずっと心の中にいる人で、がっかりさせたくない相手、かっこいい自分でいたいと思わせてくれる相手なんだろうな、と。

 

人はそんな風に自分の心の支えになるような相手がいるだけで、しんどい時もなんとかがんばれるものなんじゃないでしょうか。
だって、腐っているかっこわるい自分でいるのなんて、その人に見せたくないから。
そうやって、苦しい時でも自分の気持ちをひっぱり上げてくれる人、そんな相手がいるのは結構幸せなことだよね、って思います。

 

あんまり言い過ぎるとネタバレしてしまうのでこの位にしておきますが、私は今回の『リターンズ』も、本編と同じようにまだこの先が続いていきそうな“未来”を感じられて、明るい気持ちで読了しました。

シリアスとコミカルのバランスが絶妙

もう一つ、『タラレバ娘』本編からこの作品が好きな理由な一つは、シリアスとコミカルのバランスが絶妙なところ。
アラサー女性が心の奥に秘めている本音を吐露しつつも、あんまり重く暗い雰囲気になりすぎない。ギャグとコミカルさをはさんでくるバランスが絶妙なんですよね。

 

「ああ、わかる!そうなんだよね!!」と同意しまくりたくなる心理描写、登場人物同士のツッコミ、そういうテンポのよさは本当にこの作品の魅力だと想います。

 

そして、『リターンズ』でも、倫子の妄想上の生物(?)、あの「タラ」「レバ」が再登場します。相変わらず鋭い観察眼で真理をついてきますよ

香の結婚式

『リターンズ』は香の結婚式がメインで、結婚式でドタバタ劇が繰り広げられるのですが、登場人物がみんな幸せを願っているのが伝わってきたのがよかったです。

 

みんなが香の幸せを祈る気持ちはもちろん、「KEY」「涼」「丸井」のそれぞれの想いも相まって、私にはみんながこれまで誰かを好きだった気持ちに一区切りをつけた、心の卒業式のようにも思えたというか…。

 

楽しかった恋も、苦しかった恋も、誰かを好きだった気持ちを昇華して、幸せを願えるようになるって、もうそれは一つの愛ですよね。
まあ現実はそんなに全てが美しくおさまらないし、これはマンガならではの綺麗事かもしれないけど。

 

「○○だったら…」「○○してれば…」と「タラレバ」ばかり言いがちな方、マンガでもドラマでも本編をご存知の方には、「タラレバ」言ってるだけじゃなくなった3人のタラレバ娘の心の成長をぜひぜひご覧いただきたいです。

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この記事を書いたライター

東京在住、マンガとお酒が大好きなグータラなアラフォー。家事と子育てはボチボチやってる、ワーキングマザーです。毎日なるべく楽しく暮らすのがモットー。
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