みなさんは、”コミックエッセイ”を読んだことはありますか?日常や生活のあるあるや発見、独自の経験を読みやすい漫画の形で描くエッセイ漫画は根強い人気がありますよね。
今回はそんなコミックエッセイの中から、アラサー女性が共感できてためになるおすすめ本を3つご紹介します。
ひとりぐらしもプロの域
だいぶ酷い一人暮らしの全てを、恥を捨てて漫画にした本が本日発売されました。
— カマタミワ@『ひとりぐらしこそ我が人生』発売中! (@kamatamiwa) February 19, 2016
オールカラーで大容量の176ページ、描き下ろし100ページ以上!笑って頂けたら!『ひとりぐらしもプロの域』https://t.co/DdN94ktECI pic.twitter.com/RBLLasQGaD
東京都で楽しく人生を謳歌しているひとりぐらしのプロ、カマタミワさんの作品です。彼女のコミックエッセイは何冊も発売されていますが、そのどれもが笑えて共感できるものばかり。その中でも、表紙を一目見ただけですぐに彼女の楽しい日常が垣間見られるこの「ひとりぐらしもプロの域」はまず手に取ってみてほしい作品です。
スーパーのお惣菜の半額タイムにアドレナリンをドバドバと出しながら吟味したり、汚部屋から心機一転、自分好みのインテリアを100円均一も駆使して作り上げて理想の部屋にしてみたり、ひとりで楽しく暮らす知恵が詰まっています。ひとりぐらしをしてみたいけど不安がある実家暮らしの女性にも、今現在ひとりぐらしをしている女性にもおすすめですよ。
まめきちまめこニートの日常
今はもう普通に喋れる pic.twitter.com/teNJSkiLIa
— まめきちまめこ (@mamekichirou) September 11, 2015
「まめきちまめこニートの日常」は某大型掲示板で話題になった、エグゼクティブスーパーニートの異名を持つまめきちまめこさんの日常を描いた作品です。「就職活動なんか辞めてニートになろう」などとすすめてくる彼女の毎日は確かに面白おかしくて充実しており、読んでいると何故か「私も頑張ろう」という気持ちにさせてくれます。
声が大きくて優しいお母さんと寡黙で天然なお父さん、怖い時もあるけれど遊んでくれる姉に個性豊かな二匹の犬がまめきちまめこさんの日常を彩ります。仕事も恋人もなくたって楽しく生きていると教えてくれるこの本は、疲れた時こそ読んでもらいたい一冊です。
31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる
「31歳BLマンガ家が婚活するとこうなる」は家族の影響で幼いころから漫画やアニメが大好きで最終的にはBLマンガ家になった筆者、御手洗直子さんの婚活コミックエッセイです。31歳にして6年間付き合ってきた彼氏と喧嘩別れしてしまい、結婚願望が強くて子供が欲しかった彼女は「一年以内に結婚する」と目標を掲げてネット婚活をスタート。
婚活サイトに掲載する写真をフォトショップで加工したり、あまり外出をしないために着ていく服がなくて途方にくれたり、素直には書きづらいプロフィールの内容に頭を抱えたりと、マンガ家やオタクならではのお話が書かれていてとても面白いです。婚活で悩む女性やネット婚活をしてみたいと考えている方におすすめ。
おまけ:Aさんの場合。(フィクション漫画)
「Aさんの場合。」立ち読みページが出来上がりました~❗https://t.co/Bqw64k7row
— やまもとりえ (@yamamotorie) November 19, 2016
嫁姑対決的なのあるけど、うちの義母のことではありませんので(たまに何故かエッセイと勘違いしてる人がいるから)うちの義母は超優しいよ pic.twitter.com/5CoKXfROIF
「Aさんの場合。」は鹿児島県出身のイラストレーターである、やまもとりえさんが描いた作品です。この本はエッセイ漫画ではなくフィクションなのですが、日常で体験する女性ならではのプレッシャーについて「あるある」満載で描いている共感度バツグンの作品になっています。
真面目で働き者の30代独身女性であるAさんと、家事に仕事に子育てにと忙しく働く30代既婚のBさん。この二人の、言葉で説明するのはとても難しいジレンマについて赤裸々に書かれている作品です。
彼氏が居ても居なくても、結婚してもしてなくても、子供が居ても居なくても、女性は社会から様々なプレッシャーを受けます。「あの人はいいな」と誰かと自分とを比較して憤りを感じてしまうのは駄目な事ではないけれど、他人には他人の事情がある。それを教えてくれる作品です。
最後に
気になる作品は見つかりましたか?近年少しずつ部数を増やしているコミックエッセイ系のマンガは筆者の日々の生活が描かれているため身近で共感しやすく、さらっと気軽に読めるものが多いため手に取りやすいところがおすすめな理由。電車の移動時間やちょっとした休憩時間のお供に、あなたもコミックエッセイを読んでみるのはいかがでしょうか。