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2020年06月02日更新

専業主婦が「仕事をやめなければ良かった」と後悔する理由とは?

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仕事がつまらなかったり、激務だったり、ストレスフルだったりすると、「仕事辞めたい」と感じがちです。といいますか、働いていて一度も「仕事辞めたい」と思ったことがない方はすごくラッキーな方だということができると思います。

 

男性の場合、「一生働くのが当たり前」みたいに思われていますが、女性の場合、結婚や出産を機に仕事を辞める、という選択肢があるようにみえます。そのため、「専業主婦になって仕事を辞めたい」とか、「結婚して、パートなどの緩めの仕事をしたい」と夢見る人もいます。

 

ですが、ここには大きな誤解があります。結婚したからといって、労働から解放される人は、ひとりもいません。労働の質が変わるだけで、ほとんどの女性の労働量は増えます。

家事・育児は遊びやボランティアではない

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当たり前のことですが、家事・育児は遊びやボランティアではありません。生活に必要な仕事です。家事代行やベビーシッターを頼んだら、お金がかかります。これを、家庭内でこなせば無料になります。つまり、家事や育児は無償労働なのです。

 

結婚を機に仕事を辞めると、多くの人は、パートやアルバイトに出かけます。このパート労働と家庭内の無償労働の時間を合計すると、フルタイムで働いているときよりも仕事の合計時間は長くなった、ということも往往にしてあります。また、大黒柱となっている男性が会社で働いている時間よりも、労働時間的には長い、ということも多いのに、(そのほとんどが無償労働のため)女性の方がまったく稼げていない、というケースもあります。

 

つまり、「結婚して仕事を辞めて悠々自適」のはずが、「仕事時間は増えて、もらえるお金は大幅に減った」という事態にもなりかねないのです。

専業主婦が「仕事辞めなければよかった」と後悔する理由

「とはいっても、大黒柱の夫がいるなら安心では? パートだったら仕事の責任も減って気楽にできそうだし」と思われる方もいるかもしれません。30歳で結婚して90歳で亡くなるとして、60年間、夫が健康で毎日働き、不倫も暴力も借金問題もなく、愛情が続けば、そう言えるかもしれません。でも、実際は、夫婦間には様々な問題があり、その結婚が永遠に続くとは言えないのです。

 

結婚や出産を機に仕事を辞めてしまっていると、離婚や死別などで経済的な支柱を失ってしまったら、いきなり貧困に転落する可能性が出てきてしまいます。家事・育児は労働ですが、残念ながら、キャリアとして認められる仕事ではありません。就職に役立てることはできませんし、たとえ、家事代行や保育士などのこれまでの仕事を生かせる仕事をゲットしたとしても、薄給です。

 

夫と離婚することになり経済難に陥ってはじめて、「仕事、辞めるんじゃなかった」という人も少なくないのです。それでも、離婚できた場合はまだマシかもしれません。「夫から暴力をふるわれている」「見下されている」という状態でも、「離婚したら生活できなくなるから」という恐怖から、プライドがガリガリ削られるような生活を何十年も強いられる可能性もあります。

 

つまり、経済力を失った状態で結婚するのは、相手に依存することでもあり、ハイリスクだ、ということです。

さいごに。専業主婦になるリスクをしっかり認識しよう

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今回は、結婚や出産を機に仕事を辞め、経済力を手放すことのリスクを解説してきました。専業主婦になる場合は、メリットとリスクをしっかり吟味してから決断するべきでしょう。

 

「こっちの方が楽そうだから」という理由で専業主婦を選択すると、気がついたら「自立困難な弱い立場に追い込まれてしまっていた」という可能性があることは、しっかり認識しておくべきでしょう。


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この記事を書いたライター

神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。 Grappsでは、恋愛で躓いている女性が「こんな考え方もあるんだ!」「こんな人もいるんだ」と、前向きになれるような記事を書いていきたいです。ご意見・ご感想はTwitter@imakitakonまで♪
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