SNSの世界にも暗黙のマナーは存在します。リアルな世界では空気が読めてもSNSの世界で読めないと、ネットの世界を楽しむことはできないでしょう。
また、SNSでのマナーの悪さはいつかリアル世界でも支障をきたす恐れがあるので要注意。特にどんなコメントが相手に不快感を与えてしまうのかをわかっておくことは非常に重要です。
SNS上で嫌がられるタイプのコメント紹介するので、参考にしてみてくださいね。
1. 自分語りコメント
SNSの良いところは不特定多数と自由にコミュニケーションを交わすことができる点です。リアルの知り合いだけではなく、まったく面識がないネットユーザーにもメッセージを届けることができます。
SNSで自分の好きな漫画を買った人、自分と同じ趣味の人を見かけた時は、共感してついついメッセージを送りたくなるものですよね。その際に気を付けたいのが、俗にいうところの「自分語り」です。
例えば相手が「この漫画が好きなんです」と投稿した時、その漫画に関する感想やリアクションを送るのはOKです。
一方でその投稿に対して「あなたは漫画好きなんですね。私は今日、映画館に行ってきました。」などと、あまり関係のない話をコメント欄に送るのはマナー違反です。相手からすれば唐突に私的な話をふられるわけですし、どう反応したら良いか困ってしまうだけです。
2. お節介焼きコメント
お節介焼きなコメントは、嫌われやすいので要注意。自分自身では良いアドバイスをしたつもりでも、相手からすると失礼なコメントだと思われる可能性が高いからです。
リアルの友達であれば、相手の考え方や今置かれている状況がわかります。そのため、多少お節介焼きなコメントをしても的確な助言になる場合も多く、相手にもそれほどお節介なコメントだなとは思われない可能性も高いです。
一方でお互い面識がないSNSでの繋がりだと、あなたが善意でアドバイスのコメントを送っても、相手からすると的外れな助言になる確率も高いです。また、相手が特に困っていない、アドバイスを求めていないにもかかわらず、突然SNS経由で「こうすれば、もっとオシャレになるよ」や「それはダメで、これを買えばいいよ」などとコメントを送るのは不躾で、マナー違反になります。
3. 相手の個人情報がわかるコメント
リアルの友達や親戚関係などの身内とSNS上で交流する際は、SNS上に相手の個人情報を書き込んでしまわないように気を付けたいところ。
ついついSNS上でもリアルと同じノリでコミュニケーションを交わしがちですが、SNSは文字通り世界中の不特定多数のユーザーに見られている場所です。
相手がSNS上で公開していない本名や、住んでいる場所などのプライベートな情報を無暗に書き込むのはNG。他にも相手の個人特定に繋がるコメントは避けましょう。
また、相手が公開していない趣味嗜好などを一方的にコメントするのもマナー違反になります。私的な話をする場合はDMやLINEなどプライベートなツールを使うのが○です。
自由度の高いコミュニケーションツールであるSNSですが、そこにも暗黙のルールやマナーは存在しています。自分のコメントがマナー違反に当てはまっていないかよく吟味してから、コメントするようにしましょう。