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2020年09月22日更新

「仕事がきついから結婚したい」の罠。結婚したら労働時間は増える?

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「仕事が大変だし、そろそろ結婚したいなー」と一度は考えたことがある女性は少なくないでしょう。ですが、結婚して仕事を退職したとしても、楽になれるとは限りません。むしろ、労働時間が長くなる可能性は高いのです。

「正社員で働く」と「パート+家事・育児」どちらが大変?

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結婚したら、忙しい正社員の仕事をやめて、アルバイトかパートをしてのんびり暮らしたい、と考えていたとしても、楽になれる人は限られています。

なぜなら、未だに、家事は女性の仕事だと考えている人は少なくないからです。ましてや、フルタイムではなくアルバイトやパートになった場合、「時間がある」とみなされるため、ワンオペ家事・育児をすることになりがちです。

3歳以下の子供がいる家庭の家事育児の分担時間は、男性で1日80分、女性で1日500分以上が平均だと言われています。また、パート+家事育児と、正社員の労働時間を比べたところ、前者の方が長いことはよく知られています。

 

つまり、「正社員をやめてパートになって楽をする」はずが、「労働時間は伸びて、個人の収入は激減する」、つまり、「無償労働の時間が伸びるだけ」という事態になりかねないのです。

また、一時的に家事も仕事もしないでよくなり、楽になれたとしても、その楽は長く続かない可能性が高い、ということにも留意しておく必要があるでしょう。離婚することになったら、仕事をやめていた場合、すぐに貧困化するリスクがあるのです。

「仕事がきついから結婚したい」は不合理。仕事がきついなら、転職しよう

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「仕事がきつすぎるから結婚したい」という動機で結婚し仕事をやめてしまったら、労働時間が長くなる可能性が高い、とこれまで解説してきました。

つまり、「仕事がきつすぎるから結婚したい」→「結婚し、パート・アルバイトをする」→「仕事(無償の家事労働)がきつすぎる」という本末転倒な状態になりかねないのです。

ですから、もしあなたが「仕事がきつすぎる」と思っていて、現状を良い方向に変えたいと思うなら、合理的なチョイスは、結婚ではなく転職です。

「いや、私は外で働くのはむいていない。家事労働が無償だろうと問題ない。家事や育児がしたい」という方はいらっしゃるでしょう。その場合は、問題ありません。ですが、家事や育児が苦手という方の場合は、楽になるはずが、より苦手な仕事に携わることになる(しかも無償)という苦しみを味わうことになるので、注意が必要です。

家事・育児は重労働。向き不向きがある

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家事・育児は立派な仕事です。ベビーシッターをしたり、家事代行サービスを行ったりしたら、お金がもらえます。しかし、家のなかでする分には無給です。無給かつ仕事の成果をなかなか認めてもらえない仕事に献身できる人は限られています。家事・育児には向き・不向きがあるのです。誰にでもできる簡単な仕事だ、というのは間違いです。毎日の仕事だからこその、辛さ、大変さ、がそこにはあります。

 

「仕事が大変だし、そろそろ結婚したいなー」という人は、(家政婦を雇えるほどの結婚生活をおくることができる人以外は)、ある意味、家事・育児をなめていると言えるのかもしれません。

家事・育児は、必要かつ大変な仕事であり、向き不向きがある、ということは、全員が認識しておくべきでしょう。


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この記事を書いたライター

神戸出身。編集者を経て現在フリーライター。複数メディアにて、映画評・書評・ルポなどを連載中。 Grappsでは、恋愛で躓いている女性が「こんな考え方もあるんだ!」「こんな人もいるんだ」と、前向きになれるような記事を書いていきたいです。ご意見・ご感想はTwitter@imakitakonまで♪
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