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【女子のばんそうこう】20代からイージーに行こう!「女子の大事な場所」。

 

 

今日は女子の皆さんに「安易かつ頻繁に行って欲しい場所」のお話です。

 

今から10年以上前のこと。彼氏との諍いでストレスMAXになり実家に帰ってふてくされていた私に一本の電話が来ました。

 

「子宮頸がん疑陽性です。電話では何なので直接話を聞きに来て下さい」

 

血の気がひいて目の前が真っ暗になりました。健康診断の結果がそんなふうに来るなんて。そこから、電話をくれた健診センターにゆくまでの5日間は状況が全く分からないため本当にしんどかったです。当日見せられた診断結果は「クラスⅢa」というもの。先生は「精密検査したら7割くらいの人は何でもないからあまり心配しないで」と言ってくれて少し気が楽になりました。

そしてつてをたどって探したお医者さんに行きました。Ⅲaというのは子宮頸部が軽度〜中度の異形成(がんではないが細胞や細胞配列が乱れる病変)ということですが、改めて検査すると私の状態はⅢb(高度異形成)になっており、しかもHPV(異形成&がんの主な原因)の型は最も悪質な16型と判明。後日、子宮頸部を円錐切除手術するに至りました。幸い、腕利きの先生だったので手術は日帰りで終わり、その後の定期検診でも問題はありません。結果として私はラッキーでした。でもあの電話が来たときの世界が暗転した感じは、この先もずっと忘れないと思います。

 

このことをリアルタイムで会社の同僚女子たちに話した時、何に驚いたかって「実は私は筋腫があって」「私も同じやつで健診引っかかってどうしようと思ってた」という声の多さです。ブログでこのことを書いた時にも「私もそうなので病院を教えて下さい」とたくさんの読者さんからDMが届きました。

 

それで気づきました。20〜30代の女性たち、婦人科トラブル抱えてる率高すぎ…!と。

私もある程度の年になるまで実感できなかったのですが、子宮はストレスにすごく影響されるんですよね。おそらく「胃が痛い」とかよりも強く。ただ日頃からPMSや生理痛である意味「不調に慣れている」私たちゆえ、自覚症状が薄いか、あっても「まあいつものだろう」と見過ごすことも多いのかもしれません。

 

別に皆さんを脅したいわけでも何でもなく、何が言いたいかというと「みんなとにかくイージーに婦人科行こうぜ!」ってことです。

 

会社で受けられる婦人科検診はなぜか30歳からのところが多いですが、20代でも様々な不調や心配事があると思うので「私はまだいいや」とか言わず、気軽に婦人科にかかって欲しいと私は思っています。

なかなか行きたがらない友人からは「行った方がいいとは思いつつも内診台が嫌で」と返ってきて思わず「大人がそんなこと言ってる場合かーー!!明日にでも行け!」とどついたりしてます。

 

【女子のばんそうこう】20代からイージーに行こう!「女子の大事な場所」。画像

 

なぜそんな行け行け言うかって?

自覚症状がないか、あっても見過ごされがちな婦人科の病気は、発見が遅れると本当に命にかかわるからです。特にがんなどは若い方が進行が早い。大したことなさそうでも重大事態につながっていたりするケースも多いです。

そして性器まわりや生理関係など、婦人科系の「なんかおかしいな」「調子が悪いな」は親やパートナーや友人に言いづらかったりします。かといって放置してもいつの間にか治ってたりはしない。だからすぐプロに診せろ!なのです。「わたし生理が重い人だから」と言ってるあなた、それは体質ではなく何らかの病気が隠れてるのかもしれないから行ってくれ。セックスして微妙に調子悪くなったあなた、それ充分な理由だから行ってくれ。特に今年はコロナによる生活変化などこれまでにはないストレスがかかってるんだから、ほんと、身体の声を素直に聞いてね。

 

風邪でとりあえずお医者さんに行くように「かかりつけ婦人科医」を持っておくのをおすすめします。できたら複数。私は手術してくれた先生の病院とは別に、日常の小さな不調を診てもらう別の先生もいます。婦人科はデリケートな領域ゆえ先生との相性も大事ですから、利便性で選ぶより信頼できる人の口コミなどで探しましょう。

 

いま「フェムテック」という言葉が注目を浴びています。女性の健康課題をテクノロジーで解決できる製品やサービスのことですが、それがどんどん増えているんですよね。

これまで(特に日本は)「生理や性のことは隠れてひっそり」「妊娠出産は痛みと辛さに耐えてナンボ」みたいなしょうもない風潮が長く続いていたのでこれは大変よいことです。この機会に年齢関係なく、自分の身体は自分で日々チェックして大事に見守りましょう。そして「つらくて当たり前」なんてことは何ひとつないので、便利で身体が楽になるアイテムはどんどん使いましょう。(HPVワクチンも男女問わずぜひ)

 

親だろうがその道の権威だろうが、女性の身体について前時代的なことを言う人たちは、私たちの身体に何かあっても絶対に守ってくれないから言うこと聞かなくてよし。何なら素敵なパートナーであってもいざとなったら頼りにはならない。だから生涯、自分だけは自分の身体の味方になってあげて下さいね。

 

 

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(おたよりは掲載する場合もありますのでペンネームを添えて下さいね)

 


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この記事を書いたライター

広告会社コピーライターからなぜかダンサーに転身、その後IT企業でライター&クリエイティブディレクターとして勤務。共同購入「ギャザリング」やブランド買い取り「ブランディア」の名づけ親。2000年から「広野ゆうな」のペンネームでメルマガやブログを書き続け、ごく一部でコアな人気を博す。現在はフリーでライティング、ネーミング、コピー、コラム、振付など手がける。Blog: 「フーテンひぐらし」 Twitter: @HironoYuna
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