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【女子のばんそうこう】森さんを育てない。森さんにならない。

女子のばんそうこう

 

 

はあ。つくづくメンタルが疲れた森さん失言→辞任までのドタバタ劇。最後まで「何が問題か全く分からんがひどく怒られてるからしゃーない」という姿勢を前面に出しておられて唖然でしたね。

私自身は彼をトップに置くことにNOと思ったので、署名したり五輪HPに意見を送ったりしました。もちろん異なる意見の人も「お年寄りの失言にそこまで怒らんでも」という人もいるでしょう。でもこれは森さん1人の問題ではなく、日本の組織や社会が抱える大きな問題の一端だと私は思ってます。森さん的な人や構造をなくしてゆくために私たち女性がすぐできることって何だろう?今回はそんなお話です。

 

★怒りたい時に笑うクセをやめる。

「私は嫌だ」「それは無礼じゃないか」「それは違う」「それはハラスメントだ」。

仕事でも日常でも、こう言いたくなる状況は多々ありますよね。そういう時に我ら日本の女子はつい苦笑して「しのぐ」クセが染み込んでる気がしませんか?女子だけでなく周りで聞いてる人たちも一緒です。笑ってしのげば場の空気を壊さないし、誰の気分も害さないですもんね。でもその後しばらく経って、じわじわと怒りや悲しみがわいてきたりすることないですか?当人は言ったことすら忘れてる一方、言われたこちらだけが「なんであの時言い返さなかったんだ…」と1人悔しさを噛み締めるはめになる。この「理不尽を苦笑でかわす」クセ、少しずつやめていきませんか皆さん。

 

今回の失言騒ぎでも「いちいち目くじら立てなくても」と言う方がたくさんいますが、そうやって「まぁしょうがない」とスルーし続けたからこそ、森さんみたいな「何か悪いか分かってないから息を吐くように差別的なことを言い続ける人」が育ち続け、トップに居続けることになったのだと思います。彼が国内外から批判された理由は高齢だからでも、たまたまうかつなことを言ったからでもなく、昔っからずーーっと人を差別してはばからなかった(「子供を産まない女性を税金で面倒見るのはおかしい」など)からです。むしろ引導を渡すのが遅すぎたくらい。

今回は幸いにして女性差別にNOという声が大きくなりましたが、これから先も恐れずになるべく早く「NO」を言うクセをつけていきたいものです。自分のためにも身近な誰かのためにも社会のためにも、小さなことからコツコツと。

 

日本のジェンダーギャップ指数は153か国中121位(2020年)。もう2021年なのでいい加減「しょうがない」は終わりにしましょう。だってこれからの若者や子供たちにこの「しょうがない」、死んでも受け継がせたくないでしょ。これからの女の子たちに「男性をうまく転がし失礼な発言をかわす術」とか、学ばせたくないでしょ。

 

瞬間湯沸かし器になる必要はありません。でも自分が違和感を持ったり不快感を持ったりしたらその意思をなるべくきちんと表明できるように習慣づけておくことが大事です。もちろん自分だけでなく、他の人が何らかのハラスメントに遭っている時に指摘できるようにもしたいですよね。

 

【女子のばんそうこう】森さんを育てない。森さんにならない。

 

★「オンナ版・森」になるのを防ぐ。

これは「高齢・男性・権力者」に限ったことではありません。私たち女性だって「森さんみたいな女」になる可能性は十分にある。それも肝に銘じておかねばなりません。

前のコラムにも書いたけど、私の20代は「女は奢られたり貢がれたりしてナンボ」「男は死ぬほど働いて財力を持ち、いい車いい時計を持ってナンボ」みたいな価値観が(一部で)強くありました。それをそのまま持ち込まずとも「草食男子なんてだらしない」「えっ、彼女(彼氏)いないの?大丈夫?早く作りなよ」みたいなことをナチュラルに若手に言っちゃう危険性もあるわけです。というか言ってました昔…ほんと謝りたい。「先輩のグラス空いたらすかさず酌をしろ」とかも得々と語ってた…ううう。

 

自分たちが言われてきたこと、良しとされてきたことをついついそのまま口に出してしまう。悪気なんて全然ない。でもそれってまさに森さんの行為そのものなんですよね。

価値観のアップデートとは「ここまででOK」なんてのはなく、絶えず気をつけていくもの。「まだ年寄りじゃないし大丈夫」と思っていても、今の価値観もまた時代の変化と共に変わってゆきます。女性だけでなく、生きづらさを抱える男性もたくさんいるし、いまだ声を聞いてもらえない(私たちがなかなか気づかない)マイノリティの人たちもいる。私たちは年を重ねれば重ねるほど、自分の中の「森さん的なもの」と、絶えず対話しないといけないなと思います。

 

女らしさ男らしさを大事にすることも、年配者を尊重することも良きことです。でももし自分が良いと思っているそれらが、誰かの足を踏み続けていたなら…?私たちは「無意識の加害者」または「無関心な傍観者」にはならぬよう、日々目を見開き、声を発していきましょう。

 

 

今日のおたより

あゆみさんお久しぶりです。久しぶりにおたより出させて頂きました!相変わらず、好きな人も彼氏もいません。もっと可愛い女(内面的に)でいたいのに毎日何かと戦うように生きています。どうしたらもっと柔らかく生きれますか??

P.S  あゆみさんのブログ楽しみに見ております。インスタはやめてしまいました??(´-`).。oO(あやにぎり)

 

あやにぎりさんお久しぶりです!いつもありがとうございます♪

私も「好きな人も彼氏もいないけどいいのかなこれ…」と友人から相談されたりするんですが、そういう時期なら無理にアンテナ立てる必要ないんじゃないですかね?その代わり他の意欲が活発なのかもしれないし。「毎日何かと戦うように生きている」、全然いいじゃないですか。私も緊急事態宣言がかかると自動的に「オラーなめてんじゃねえぞ!」と戦闘モードになり日々何かに吠えていますが、今はそのくらいでいいと思ってます。でも戦ってても可愛くは生きられますよ!ラブは異性にだけ注ぐものではないので、楽しかったり美味しかったりするものに素直に反応すればそれすなわち「可愛い女」です!

追伸: ブログもインスタもnoteもやめてませんが放置気味ですいません(汗)がんばります。(あゆみ)

 

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コラムに対するご感想、ご意見、共感、お悩み、相談、私の恋愛事情、男について女について、こんどうあゆみへのメッセージ…どんなことでもOKですのでお気軽にどうぞ!
(おたよりは掲載する場合もありますのでペンネームを添えて下さいね)

 


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この記事を書いたライター

広告会社コピーライターからなぜかダンサーに転身、その後IT企業でライター&クリエイティブディレクターとして勤務。共同購入「ギャザリング」やブランド買い取り「ブランディア」の名づけ親。2000年から「広野ゆうな」のペンネームでメルマガやブログを書き続け、ごく一部でコアな人気を博す。現在はフリーでライティング、ネーミング、コピー、コラム、振付など手がける。Blog: 「フーテンひぐらし」 Twitter: @HironoYuna
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