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2021年03月26日更新

コロナ禍で人生設計が狂ったときの対処法【ひとみしょうの余談ですみません】

「わたしがわたしでよかった」と思えるようになりたいのでは?

恋がうまくいかない

いまあなたが言うところのしあわせって、安定的に毎月**万円の稼ぎを得て、定期的に婚活して結婚して、郊外にマンションか一軒家を買って、犬を飼い、車を所有する……というような「しあわせ」ではなく、じつは「わたしがわたしでよかった」と思えるようになることではないですか?

年収がいくらであろうと、どのような相手と結婚しようと、犬を飼っていようといなかろうと、ようするに「わたしがわたしでよかった」と思える心理状態で「毎日」いられること、それこそを<しあわせ>と、あなたは(じつは)思っているのではないですか?

もしそうであるなら、コロナ禍によって人生設計が狂おうと、ほかの原因で狂おうと、あとからどうにかなるから大丈夫です。

なぜなら、あなたは「しあわせ」になる努力をしていたようで、じつは<しあわせ>になる努力をしていたのだから。「しあわせ」はなんか違うと思っていたのだから。

そして、<しあわせ>になる努力とは、内部要因の研鑽のことであり、それはいかなる外部変化にも負けないから。

コロナ禍をべつの視点から眺める

別の言い方をするなら、世間一般に流布している「しあわせ(っぽい感じ)」を追い求めることから「下りた」とき、わたしたちは自分独自の<しあわせ>に気づくということです。

友だちと会えない淋しさをもたらしたコロナ禍は、別の見方をすれば、いやな人と顔を合わせる機会を減らしてくれましたね。たくさんの人が「お金」や「目に見えるいいもの」を求めても手に入りづらくなったコロナ禍は、別の見方をすれば、心の中の「財産」を堂々と追究する生き様を肯定してくれましたね。

他人とのめんどうなかかわりが減り、自分と向き合う時間が激増したコロナ禍において、自分なりの<しあわせ>のかたちに耳を澄ましてみてください。きっとなにかが聴こえるはずだから。(ひとみしょう/作家・キルケゴール協会会員)

 

※参考 ひとみしょう『自分を愛する方法』玄文社(2020)

 

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この記事を書いたライター

〜文筆家〜webに恋愛コラムを6000記事以上(ギネス級!)寄稿したweb恋愛コラムの第一人者。獲得PVもたぶんギネス級。コラムの受賞歴多数(小学館『Menjoy!』編集部より)。著書数冊(すべて電子書籍)。哲学者キルケゴールの「不安」や「寂しさ」を20〜30代女性に向けて極限までわかりやすくかみ砕いた「恋愛と人生」の指南書、『自分を愛する方法』を2020年8月中旬発売 FB Twitter