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女性の学歴コンプレックスを消す方法【ひとみしょうの余談ですみません】

女性の学歴コンプレックスを消す方法【ひとみしょうの余談ですみません】

いま50歳の人は「女子は短大に行くのが当たり前」と言われて育ちました。その下のぼくの代(現在45歳)は、「女子も四年制大学を目指すもの。若くして結婚するなんて<ヤンキー>だ」と言われていた世代です(ほんと、ヤンキーにすごく失礼な時代だったのです)。

なので、「その」途中のどこかで、女子は短大で「済まされなく」なり、ゆえに女子の学歴コンプレックス問題が生まれた、と言えるでしょう。

さて、その女子の学歴コンプレックス問題をどうしましょう?というのが今回のテーマです。

慶応卒の「肩書き」を得てもべつにうれしくない?

女性の学歴コンプレックスを消す方法【ひとみしょうの余談ですみません】

女子の学歴コンプレックス問題をどうにかしようと思えば、ひとつには、通信制の大学に入るという方法があります。日本大学、法政大学、慶応大学など、多くの大学が門戸を開いています。がんばって勉強して卒業すれば、ちゃんと「学士」と書かれた卒業証書を手にすることができます。

通信では嫌?

であれば、今からがんばって受験して、通学制の(いわゆるふつうの)大学に入るといいでしょう。あるいは、大卒の資格がなくとも行ける大学院に行くという方法もあります。

が、仮にそこまでしてもきっと、あなたの学歴コンプレックスは消えてなくなりません。なぜなら、あなたは「あの時あの大学に行けなかったこと」にコンプレックスを抱いているのであって、(たとえば)通信教育で苦学して慶応卒の「肩書き」を得ても、べつにうれしくないからです。

ようするに、「覆水盆に返らず」なのに、こぼれた水を盆に返したいと思っている。これが学歴コンプレックスをもつ人の心の内です。

特別な肩書きがないと生きづらい人たち

他の見方をしましょう。

なんらか「特別な」肩書きがないと「生きづらい」と思っている、だから「より特別感のある」学歴がほしい、でもない、だからコンプレックスを抱いている、という人について。

私たちはみな、なんらか他人より「いい肩書き」がないと生きづらいと思っています。

たとえば、自分は「まあまあの」大学卒。しかし旦那は東大卒の官僚であり、来年デンマークに赴任するから家族でそれについていく、ということを「誇り」に思って「自慢」する奥さんがいますが、彼女はまちがいなく「なんらか特別な肩書きがないと生きづらい」と思っているのであり、「特別さ」を剥がされてしまうと「死んだ方がマシ」と思うのであり、ようするに自分の人生に絶望しているのです。

「わたしはお医者さんから**という病名をもらっているから」と、聞かれてもいないのに言う人も同じです。「病気」という「特別さ」にすがらないと生きづらいのです。彼氏自慢をする彼女も、高学歴を自慢する彼氏も、みんなみんな、じつは「なんらか特別な肩書きがないと生きづらい」と思っているのであり、「特別さ」を剥がされてしまうと「死んだ方がマシ」と思うのであり、ようするに自分の人生に絶望しているのです。

では、自分の人生に絶望しない方法は?

女性の学歴コンプレックスを消す方法【ひとみしょうの余談ですみません】

むかしから「平凡ほどむずかしもんはない」と言われますが、それはつまり、絶望抜きに生きることの困難さを言っています。

別の言い方をすれば「わたしがわたしでよかった」と思えるようになるのはむずかしい(でも可能だ)ということ。

さて、どうすればいいのでしょうね?

答えのひとつは、「わたしはわたしでよかった」と思って人生を楽しんでいる人のそばにいることでしょう。そばにいながら「どうすれば(どのように考え、どのように生きれば)そうなれるのか」を体得することでしょう。

ビジネス用語で「メンター」というのは、そういう人のことであり、そういう人のそばに常にいることでなんらかに開眼し、生き様が変化する、ということでしょう。

その他の方法については、拙著『自分を愛する方法』(玄文社)をお読みください。宣伝になって申し訳ないのですが、ひと言で言うのが無理な案件ゆえ、ご理解くださいね。

 

※参考 拙著『自分を愛する方法』玄文社(2020)

 

(ひとみしょう/作家・キルケゴール協会会員)

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この記事を書いたライター

〜文筆家〜webに恋愛コラムを6000記事以上(ギネス級!)寄稿したweb恋愛コラムの第一人者。獲得PVもたぶんギネス級。コラムの受賞歴多数(小学館『Menjoy!』編集部より)。著書数冊(すべて電子書籍)。哲学者キルケゴールの「不安」や「寂しさ」を20〜30代女性に向けて極限までわかりやすくかみ砕いた「恋愛と人生」の指南書、『自分を愛する方法』を2020年8月中旬発売 FB Twitter
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