一度は別れを選んだはずなのに、昔の男から連絡が来てしまえば動揺してしまうのは女の脆さ。
「やっぱり彼は私のこと忘れられないんだ」
「コレって本当は運命の恋ってことなのかも……」
「なんだか声を聞いたら会いたくなっちゃった」
――女はこんなふうに情にほだされてしまうことがある。
特に、まだ次の恋が訪れてなければ
「なんで別れちゃったのかな」「私ホントにこれでよかったのかな」と独りでいることの寂しさから別れたことへの後悔に苛まされることもあるだろう。
しかし、ちょっと待った!!
もしあなたが元カレとヨリを戻そうかと考えているなら、コレを読んでからにしてほしい。
「やり直す」のはそれからでも遅くはない。
人間そうそう変わらない
・「別れて2ヶ月……彼から『もう一度チャンスをくれ!』と猛アピールされ、その熱意に根負けしてまた付き合うことに……。でも、結局『昔もこうだったよね』と同じ理由でまたケンカになりまた別れる羽目に」(34歳女性/インストラクター)
・「付き合って3年の彼には浪費癖があって別れた。けど『お前がいなきゃダメなんだ。俺が悪かった。反省してる……』と頭を下げられヨリを戻りした。しかし彼の悪いとこはなにひとつ変わってなくてサヨナラ。結局最短で別れた」(33歳女性/司書)
――やり直したけど「嫌なとこは前と同じだった」「所詮彼は何も変わってなかった」となるなら復縁は大失敗!!
そう、悲しいかな人はそうそう変われるものではないっ!!
たいていのパターンは「前に別れることにしたのは、この人のこういうところにウンザリしたからだった……」と苦い思いをするのが関の山。
だって種をばら撒く男と自分の身を守ろうとする女の“恋愛面での学習能力”は違う。
だからこそ、神様は女に男よりも海馬を発達させ記憶力の良さを与えたのだから。
女は傷ついたことや失敗を糧にして前進する。
女は辛い体験や嫌だったこと、悲しいことを記憶にとどめておき「もう同じことは二度としない」ように回避する生き物。
だが、男性はよほどの挫折を味わわない限り成長しない。男は歳をとっても中身だけは「前と驚くほど変わっていない」ほうが圧倒的に多いだろう。
だから男は永遠の少年と言われるのである。
もし、あなたが元彼と「うまくいなかなかった原因」が「彼のこういうとこが嫌だったから」というのであれば、やり直したとこで前と同じようなゴタゴタが再び繰り返される確率はのが高い。
あなたが苦しめられたあの頃と同じことが再現されるだけだろう。
いくら口では反省の言葉を連ねてきたとしても、彼の行動が本当に変わってなければヨリを戻す意味はない。
「前の彼とは違う」ときのみ、あなたは幸せになれるのだ。
彼はただ“したい”だけ、人肌恋しいだけ
・「女性からしたら最低かもしれないけど、元カノを思い出して連絡してしまうのは“したい”とき……。男はアホなので自分から振ってようが関係なく、図々しくメールしてしまう」(35歳男性/土木関係)
・「まだ元カノが次の男を作ってないということを風のたよりで耳にするとちょっかい出したくなる。『元気?体調とか崩してない?』と優しい言葉をかけるとだいたい応じてくれる。特に相手が仕事のことや友達関係で悩んでたり弱ってるときは身体の関係にもってくのは簡単。やり直したいというより、人肌恋しいんだよね」(33歳男性/医療関係)
――あなたにまだ気持ちが残っているときに、元カレから連絡がきてしまったら「わたしのこと今も心配してくれてるの?」と解釈したくなってしまうだろう。
遊ぶ友達がいなくて週末に独り部屋でお酒でも飲んでいたら……
仲のいい友達は結婚してしまい自分だけが取り残されてる焦燥感があったら……
そりゃ、昔の恋に飛びつきたくもなるだろう。
「こんなふうに独り寂しい夜には誰かにそばに居て欲しい」「ギュッと抱き締めてほしい」と思うのは女の性。
しかし、男は「キミを忘れられない」という体のいい言葉を餌にして女をおびき寄せてるだけ。
別れたあとで男が「会いたい」と連絡してくるのは本気でヨリを戻したいのではなく、自分の生々しい欲望からのことが多い。
「したくなったときに思い出す」→「元カノは手頃」という理由で、なのだ。
その証拠に男は、自分が原因で相手を傷つけ別れていようが、平気で連絡できてしまう。
ロクに話合いもしないで別れていようが、メールできてしまう。
自分から振ったら連絡しづらいのが当たり前なのにもかかわらず、それでも酒を飲めば勢いにまかせてメールを送れてしまうのだ。
その図々さはただやりたい一心からくるもの。
マトモな男なら申し訳なさすぎて会わせる顔も勇気もないだろう。
男が性欲に駆られて復縁を迫ってきてるときは、その欲求の情熱が冷めたら気持ちも冷めてしまうことを覚悟すべきである。
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