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2018年07月20日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第八十四回目。

西山繭子のそれでも恋がしたいんだ

 

毎日暑いですねえ。アラフォーともなると朝にしたお化粧が流れ落ち、夕方にはほぼスッピンになっています。ビバ、クレンジングいらず!

 

しかしこうも暑いと、水に飛び込みたくなるってものです。ということで、先日ナイトプールに行ってきました!誰とって?はい、もちろん、一人です!西山繭子40歳、ナイトプールだろうがその辺はブレません。

 

場所はニュー・オータニ。

以前、何度かお仕事をさせていただいたよしみで、今でもおつきあいがあります。その日はプレオープンのパーティーでした。バッグの中に水着を忍ばせつつも、誰も泳いでいる人がいなかったらどうしようとドキドキしていましたが、そんな心配はどこ吹く風、プールサイドは俗に言う『パリピ』な人たちで溢れ返っておりました。

 

初めて目の当たりにするパリピの姿に、アラフォーおばさんは大興奮。

「すごい!品のカケラもない!知性がまったく感じられない!」ほほ乳首しか隠れていないトップスとか完全にTバックとか、パリピは公然わいせつ罪ギリギリのところで攻めてきます。ちなみに私は10年前にバンコクで買った黒のビキニ。上は三角ブラだけど下はしっかりした長州力タイプのもの。ヒモパンで泳ぐなんて心もとなくて無理。

 

よーし、がしがし泳ぐぞ!と準備体操を始めた時、やっと私はナイトプールの楽しみ方を間違えていたことに気がついたのです。ナイトプールというのはどうやら泳ぐ場所ではないらしい。なぜ!?プールなのに!?では何をする場所かと言えば、答えは一つ「インスタをアップする場所」なのであります。

もうどこもかしこも自撮り、自撮り、自撮りのオンパレード。プールになんて脇目もふらず、ばっちりメイクを施した女子たちがひたすらスマホとにらめっこ。すげーな、パリピ。水辺にスマホなんて持ってきたら壊れちゃうじゃん。全ての荷物をロッカーに置いてきた手ぶらの私は呆然。ああ、やはりナイトプールは一人で来るべきじゃなかったのか。

 

しかし結局は西山繭子、5秒も経たずに「まあ私は私だから」とみんながチャプチャプ浮き輪にのって自撮りに興じる横でガシガシ平泳ぎ。何往復したか数えていませんが、プールサイドに上がった頃にはぜえぜえと肩で息をしていました。

 

そして、ここで大事件。

ビーチチェアでマイタイを一気飲みしている私に、何を間違えたのか声をかけてきた男の子がいたのです。しかもモデル級に可愛いハーフの青年。混乱した私は青年に「あのね、私40歳なの」と急に謎の自己申告。そして「若くて可愛い子がいーっぱいいるんだから、そっちにいきなさい。ね?」と有無を言わせずに彼を送り出しました。

もう母親の気分。恋がしたいと言いながら、突然のチャンスには完全にテンパってしまう私なのでした。


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この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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