ケチな男性とお付き合いしたことがありますか?
「デートはいつも割り勘」「彼からの誕生日プレゼントが中古のアクセサリーだった…」など、ケチな男性エピソードを聞いたことがある方も多いと思います。
金銭感覚の違いは、付き合っているうちは目をつぶっていられても、結婚となったら目を背けられない大切な問題です。そこで今回は、ケチな男性と「結婚できる」 or 「結婚できない」について考えていきます。
<目次>
考え方しだい!ケチな男性と結婚できる理由

(1) 「お金に厳しい=目標のため」の場合
『ケチな旦那と結婚3年目で1,000万貯まりました。旦那は普段は節約して、旅行や記念日などにパーッと使いたいそう』(30代/育休中主婦)
「お金に厳しい=ケチ」と思っていませんか?もしかしたら彼は何かの目的のために貯めているのかもしれません。
例えば「結婚後、大きな家を建てたい」「将来子どもの学費などで困らないようにしたい」など、結婚後とても大切になる事のためだったら、許せるのではないでしょうか。きちんとした理由がある場合は、むしろ協力したいと思うようになる可能性がありますよね。
(2) 彼女にはお金を出し渋らない場合
『普段はたった10円の差でもお店を回って安いものを探す彼。でもデートでは全部出してくれるし、逆に使いすぎじゃない?って思うくらいです』(30代前半/会社員)
彼は自分自身にお金を使わないだけで、あなたや周りの人にはお金を惜しまない人かもしれません。
高級なレストランに連れて行ってくれたり、彼のおうちに遊びに行った時、あなた専用のグッズを準備してくれていたり。
こういう場合はケチではなく「倹約家」と言えるでしょう。倹約家は結婚後も自分で勝手に貯金してくれるでしょうし、あなたがお金に困ることがなさそうですよね。
(3) ケチを尊敬できる場合
『私自身が節約も貯金もできないので、旦那がケチなのがありがたいし尊敬する!』(20代後半/専業主婦)
ケチを嫌がる女性は多いですが、彼を尊敬してしまえばすごく気が楽になる可能性があります。
なぜなら、彼がお金を出し渋る分だけ、貯めていけるということなんですよね。
結婚後は思わぬことでお金が必要になったり、家が欲しくなったり、子どもに色んな経験や習い事をさせてあげたくなったりするものです。
その時に役に立つのが、貯蓄!貯蓄があれば心に余裕を持って新しいことに挑戦できます。
彼のケチな性格を長所と捉えられたら、あなたの結婚生活は豊かなものになりそうですね。
ちょっと待った方がいいかも!ケチな男性と結婚できない理由
(1) 自分の価値観を押し付けてくる場合
『お店でも旅行でも、ガソリン代まで何でも割り勘。居酒屋で私がジュース1杯、彼はお酒4杯も飲んでいたのにそれも割り勘でした。潮時でしょうか…』(20代後半/会社員)
ケチでも1人で勝手にやってくれる分はいいんですが、あなたにもそれを強要してきたらどう思いますか?
付き合い始めたらデートはレストランじゃなくて安いチェーン店ばかりだったり、ずっとお家デートだったり。
あなたを楽しませたいという気持ちより、自分がお金を使いたくないという気持ちが勝っているんですよね。
つまり彼は損得勘定で行動しているため、自分にプラスにならないことにはお金をかけたくないのです。
男性がこのタイプの場合は、女性側が我慢することが増え、それはやがて不満となり、衝突する原因になり得ます。
(2) 異常に恩着せがましい場合
『42歳の男性とドライブしていた時、“ガソリン代はいいよ”と言われた。私は今までガソリン代を同乗者に出して欲しいと思ったことがなかったので、恩着せがましいと思ってしまった』(30代後半/会社員)
デートでは必ずしも男性ばかりがお金を出さなければならないわけではありません。
女性にお金がないわけではありませんし、男女は平等だと思います。
ですが、やっぱりデートでは男性に奢ってほしいのが本音ですよね。そして難しいのが、「奢ってくれればいいというわけではない」という点です。
たとえ彼がご馳走してくれたとしても、「ここ5,000円もした」「“ありがとう”は?」など、恩着せがましいことを言われると、感謝より「小さい男」としか思えなくなってしまいますよね。
(3) ケチを隠そうとする見栄っ張りタイプの場合
『食事の後、さも自分が支払うかのように伝票を持って行きますが、お店を出たらすぐに半額請求されます。この見栄っ張りには心底嫌になる時があって、不満が溜まっています』(20代後半/フリーランス)
堂々としたケチも嫌ですが、実はこのタイプのケチが1番危険です。
堂々としたケチは、会計時にレジの前で割り勘を促してきます。
これに対して見栄っ張りケチは、レジではあたかも自分が全額支払っているように見せたがるんですよね。
店員さんには割り勘しているところを見られたくないという見栄があるくせに、半分きっちり彼女に支払わせるという1番タチの悪いタイプです。
こういう彼には付き合っている最中から嫌気が差してくるでしょうから、結婚にはなかなか至らないかもしれませんね。
まとめ
一般的に「ケチ」と聞くと、自分が1番大切だから自分に1番お金を使いたい男性を想像してしまいます。実際そういう男性も多く、嫌な経験をした女性はたくさんいるでしょう。しかし稀に、自己中心的なケチではなく、計画性のある倹約家という場合もあります。
あなたはお金に厳しい彼のことを「ケチ」と見ますか? それとも「倹約家」と見ますか?
彼のお金に対する価値観を、あなたも一緒に楽しめるのか、結婚後もその生活に満足できるのかをじっくり考えてみませんか?
そうすることで、結婚できるか結婚できないかを見極められるようになるでしょう。