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2016年01月22日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第十九回目。

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第十九回目。今回は、「優しさ」がテーマです!年齢を重ねても恋がしたい。そんなあなたに読んでほしい記事になっています。

それでも恋がしたいんだ

年齢を重ねると、もう昔のように激しい恋愛、つまり疲れる恋愛には耐えられそうにありません。ここはひとつ穏やかにいきたいものです。

なので男性に対しても「ロック」とか「パンク」とか「サンバ」とかは求めていません。

同じく独身の友人と話し合った結果、やはり男は優しいに越したことはないという結論になりました。

ただ、この「優しい」というのが非常に難しい。何をもって優しいと言うか。

 

例えば、ドアを開けてくれる。

これは優しさではなく、礼儀。

 

例えば、道をさっと譲ってくれる。

これも優しさではなく、礼儀。

 

例えば、彼女のハンドバッグを持ってあげる。

これは優しさではなく、バカ。こういうカップル、よく街で見かけますけど、重たい荷物ならまだしも、小さなハンドバッグを持つ男、持たせる女の心理が理解できない。貴重品を持たせてそのまま逃げられたらどうすんのさ!しかもこういうカップルは、まわりが見えていないことが多くて、自分の恋人には優しくできても、目の前の困った人には知らん顔だったりします。

 

私は、一緒にいる時に、恋人よりも他人に優しくできる人の方が素敵だと思う。優しさとは難しいですね。

 

ここ最近で一番優しいなと思った人は、ニュースで見かけた人でした。

昨年11月、石川県輪島市の沖合に漂流した国籍不明の木造船から、数名の遺体を収容したというニュースを見ました。

その中で一人の漁師さんがインタビューで「船の状態からみて、大変な漁をしてたんだろうね。同じ漁師として、かわいそうだなと思うよ」と答えていました。たくさんの人が、遺体をのせた漂流船を「気味が悪い」と言うなか、見知らぬ人間を思いやれるその漁師さんを、私はとても優しい人だなと思いました。あんな優しい人に出会いたい。

 

そのためにはまず自分が優しくならなければと思うのですが、さきほども私からのメールを受け取るや否や電話をしてきた母に「喋るのめんどくさい。メールして」とキレてしまいました。優しさの欠片もない私が、他人の優しさに包まれる日は遠いと思われます。


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この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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