
結婚しない人生を選ぶことを非婚と言いますが、新社会人の女性の4人中3人は結婚したいと考えていることが判明しました。では、そんな女性達がなぜ未婚のまま30代・40代を迎えているのでしょうか?今日はそんな理由2つについてお話します。
女性も出世できる
非婚という言葉が世に現れた1980年代は、日本では男女雇用機会均等法が制定されたり、アメリカでも女性の昇格が当たり前になってきた時代です。今の30代女性が小学生の頃はそんな時代の真っ只中で、共働き家庭が増えた時期でもありました。家のカギをヒモに通して首から下げている、鍵っ子と呼ばれる同級生が多くいました。
それまで女性は、ある程度の年齢になったら結婚して家庭に入るのが当たり前で、会社もそれを前提に雇用していましたが、今は女性でも出世できる会社が多いです。もちろん寿退社という言葉は今もよく聞きますし、早く結婚して家庭に入りたい女性も多いでしょう。しかし、男性と肩を並べて働き、出世を望む女性も多いです。
仕事のできる女性は仕事が楽しく、趣味と兼ねているほどの人もいます。そんな女性は、仕事よりも魅力的なものを見付けることが難しく、結婚も恋愛もさほど魅力がないと感じることも。ましてや普段から男性と対等にいたいと踏ん張っている女性にとって、自分よりも優位に立ちたがるプライドが高い彼ともなれば、お付き合い自体に幸せを感じられません。
専業主夫や草食系男子と呼ばれる男性が増えたことには、このような背景が深く関係していて、男女ともに時代に合わせて進化していると言えるでしょう。
年齢を重ねるごとに強くなる
女性のうち30~35歳は3人に1人、36~40歳は5人に1人が未婚または非婚だと言われていて、昔のように結婚適齢期が25歳などと思っている人はほとんどいないでしょう。
そんな独身女性ももちろん恋愛をしていて、年齢を重ねれば重ねるだけ恋愛や人生の経験が増えていきますね。20代のように頻繁に出逢いがあったり、短い付き合いをすることは少ないかもしれませんが、確実に経験値は上がります。
片思い、体だけの関係、失恋、独りで過ごす時間…どれをとっても女性を強くする要因になってしまいます。あまり恋愛経験がなかった頃に比べると、恋愛に理想を抱くことも少なくなるでしょう。そうなると、この世に理想の男性はいない、結婚しても離婚するかもしれない、独りでも生きていける、などという考えが頭に浮かんでしまうのも納得です。
自立した女性になるためには、まず強くならなければなりません。逆に言えば、自立することができない女性は、早々に結婚していると言えます。神様は乗り越えられる試練しか与えないと言いますので、1人では強くなれない女性には、支えてくれるパートナーが与えられると考えられるでしょう。
まとめ
非婚ではない女性で思い当たるフシがある場合、少し注意が必要ですよ!
誰かに支えて欲しいなら、自分の弱い部分は少し残しておきましょう。また、自分が強いのであれば、少し弱そうな男性を支えてあげるのもアリです。そんな2人なら、お互いの存在がプラスになるのではないでしょうか。