信頼できる…好きな男性にそう思われていたとしたら、あなたは嬉しいと感じますか?
信頼できるというのは明らかな褒め言葉ですし、大抵の女性は嬉しいと感じると思います。
しかし、信頼されることは恋愛の成功率を高める要素にはならず、むしろ恋愛失敗の可能性を高める邪魔な要因になり得るのです。
相談相手になりうる可能性
知人、友人を経て恋人同士になりたい女性がいたとします。この場合、友人から恋人へどう進展させるかがポイントになりますが、信頼というキーワードだけでは、進展の起爆剤にはなりません。
男性心理でその理由を解説すると、信頼できる女友達というのは恋人ではなく相談相手にするのが理想だと考えてしまうからです。
深刻な相談になるほど自身の本音やプライベートを晒す必要がありますし、口が軽い女友達には到底そんな相談はできません。
その点、信頼できる女友達なら相談内容が周囲に暴露される心配はないですから、男性も安心してその女友達に相談できるのです。
異性の友達でさらに相談もできる、ある意味それは彼女以上に貴重な存在です。このため、男性も信頼できる女友達は彼女ではなく、相談相手として付き合っていきたいと考えるのです。
信頼は付き合いながら築くもの
もちろん、男性は信頼できない女性を彼女にはしないでしょうし、その意味では彼女に対して信頼を求めるのも事実です。
しかし、この場合の信頼は決して高いものではなく、浮気や裏切らない程度の最低限の信頼があればいいのです。
つまり、信頼できると公言するほどの高い信頼性は必要ではなく、高い信頼は付き合いながら二人で築いていくものです。
では付き合う前から完成された高い信頼性のある女性はどう思うか?その答えこそ、上記で挙げた相談相手が理想だと男性は考えるのです。
信頼できると実感する機会は少ない
いくら魅力的な長所のある女性でも、男性がそれを実感する機会がなければ全く意味がありません。
分かりやすい話、多国語をペラペラと話す女性は確かにすごいですが、日本にいる限り男性はその長所を知ることすらないのです。
ではこれを信頼に当てはめて考えてみます。信頼できるというのは確かに立派な長所ですが、果たしてそれを強く実感する機会がそうそうあるでしょうか?
彼女と付き合っている中で、男性が彼女に対して信頼できると実感する機会がなければ、信頼という長所は何のプラス要素にもならないわけです。
男性視点でまとめると、女友達からの進展は親友か相談相手か恋人かの三つに枝分かれします。そして、信頼を感じさせる女性は相談相手の道に進んでしまうのです。
このため、信頼は恋愛成功のための武器にはならず、女性は全く別の長所で男性にアピールした方がいいのです。