ここ数年で定着した言葉のひとつに「ぽっちゃり」がありますが、それって「デブ」じゃないの!?と思う人も多いようです。そこで今回は、ぽっちゃりとデブの境界線についてお話します。
あやふやな「デブ」の特徴
男性に「ぽっちゃり」ではなく「デブ」だと思う女性の特徴を聞いたアンケート結果を見てみましょう。
・11号サイズ以上
・健康的ではない太り方
・パンツの上にお腹の肉が乗ってる
・横から見て胸よりお腹の方が出ている
男性は女性に対して幻想を抱いていることも多いのですが、例えば、女性はみんな体重が40㎏台だと思っている人もいて、そういう人からすれば50㎏以上あると聞いただけで「デブ」という印象を持つかもしれません。
先ほどの回答の中でも、11号に関して言えば「デブ」と断言するには微妙なサイズで、9号との差もそんなに大きくありません。
《9号》身長158㎝、ウエスト62㎝、ヒップ88㎝
《11号》身長160㎝、ウエスト66㎝、ヒップ94㎝
11号は若干は太めの印象にはなるものの、好みによっては「ぽっちゃり」とも言わないサイズではないでしょうか。
BMIで境界線をつくる
BMIという数値を出すことによって「ぽっちゃり」と「デブ」をハッキリ分けることができます。
BMIは、体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)} という計算式で出す数値です。
一般的には、この数値が18.5~25未満だと標準体重、25以上の人は肥満だと言われています。
さらに、病気になりにくいベストな“適正体重”のBMIは22です。
※適正体重㎏=22×(身長m×身長m)
でも実際は、適正体重だと少しぽっちゃりしている印象を受けます。
女性が思う標準体重(痩せても太ってもない)をBMIで示すなら、21くらいではないでしょうか。(身長155㎝の場合は50.5㎏)
つまり、BMIが22~25未満=ぽっちゃり、25以上=デブ、とハッキリ分けることができます。
大人気のぽっちゃりアナウンサーも、公表されている情報を元に計算するとBMIは22です。自分らしくあるためにも、過度なダイエットは必要ありません。でも、せめて適正体重は保ちたいですね!