

子供おばさんは、自分の“幸せの形”を決めつけます。
もちろん、叶えたい夢を持つこと、そして、その夢が現実するのを願うことは大切です。でも、「こうでなくては、幸せになれない」と思い込むのは違います。
自分の“幸せの形”を決めつけてしまうと、それが叶わなかったときには、不幸な人になってしまいます。
でも実際は、夢がかなえられなくても、新たな幸せを手に入れることはできるのです。もしかしたら、その新たな幸せの方が、自分には合っていることもあるのです。
「私はこうなることで、幸せになるのだ」と思い込み過ぎてしまうと、恋愛でも支障をきたすことがあります。
もちろん交際中は、「自分にふさわしい相手は、彼しかいない!」と思うことは、ある意味、大切なことです。
でも、別れてしまってもそう思い込んでしまうと、相手に執着したり、本当に縁のある相手が目の前に表れても気付かなかったりしてしまうでしょう。
それでは、本当の幸せを手に入れられないかもしれません。
それは、婚活女性にも言えることです。婚活中の子供おばさんは、「結婚しないと幸せになれない」と思い込んでいます。
もちろん「結婚をしたい」と思うことは大事なことですが、結婚しないと幸せになれないわけではありません。
結婚しなければ、しなかったで、自分に合った幸せがそこにはあるかもしれないですしね。その場合は、家庭に縛られないし、いつでも恋愛ができる自由もあります。
もしかしたら、自分は結婚するよりも、独身でいた方が、幸せでいられることだってあるのです。
大人女子は、幸せにも柔軟性がある
大人女子は、叶えたい夢は持っていますが、それと同時に、新たな幸せを手に入れられる柔軟性も持っています。
それは、「自分が思い込んでいる幸せが、必ずしもベストではないかもしれないこと」、「もっと未知なる幸せが存在するかもしれないこと」を知っているからです。
自分が見ている世界なんて、狭いものです。だから、自分の限られた経験と知識だけで、自分の幸せを決めつけてしまうのはもったいないことです。
以前、ある人気のお笑い芸人さんをインタビューしていたときに、こんなことをおっしゃっていました。
「『自分がやりたい』云々よりも、人が自分を見て、『これをやってみたらどうだ?』と言ってくれたことを大切にしています。だから、いただいた仕事を一生懸命やります」と。
その方は芸人の枠を超えて、MCとしても、俳優としてもご活躍されています。柔軟性を持っているからこそ、自分では想像もつかなかったような成功を手に入れられることだってあるのです。
幸せの可能性は無限大です。決めつけないで、柔軟性を持って、幸せになりたいものですね。
・子供おばさん…「こうでなければ、幸せになれない」と思い込み、自分の“幸せの形”を限定してしまう。
・大人女子…叶えたい夢を抱きつつも、それとは違う幸せも手に入れられる柔軟性がある。