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2017年09月07日更新

【女子のばんそうこう】少女マンガの主人公に男が惚れる理由〜予想を裏切れ!

「本命になれる女・結婚できる女」になるためには何を目指せばいいの…?そんな迷いを抱える女子のみなさん!ちまたのハウツーはとりあえずいったん横に置いとけ!実は少女まんがのファンタジーの中にそのヒントがあったんです…。

 

子供の頃繰り返し読んだ「はいからさんが通る」をまた読みたくて、文庫で買って一気読みした(実家にある愛蔵版は段ボールのどこかに埋もれている)。

近々タカラヅカでも上演予定、劇場アニメも制作中のこの名作、人気が再燃してるらしい。1970年代のマンガだけど今読んでも全く古くないので未読の方はぜひ読んでみて下さい。

 

久々に読んで「ああこれぞ少女マンガのセオリー…!」と思ったことがある。出てくる男出てくる男みんなイケメンなのだが、それが揃って主人公・紅緒に惚れるのである。

ちなみに紅緒は当初彼らから「ちんくしゃ」と評されてる。意味は「狆(ちん)がくしゃみしたような顔」。想像すると愛くるしいが、主に不美人の形容として使われてた言葉だ。しかし脇に才色兼備な女性がいても、みんな「ちんくしゃで男か女か分からん」とけなしていたはずの紅緒に恋をする。

 

決してモテるタイプではない主人公に、男性たちがどんどん惚れてゆく…これは(今は知らないけど)少女マンガの王道パターンだ。例が古くて申し訳ないが「キャンディ・キャンディ」もそうだし「ベルサイユのばら」もそう(オスカルは美女だがなにせ男として生きてるので)。

このセオリーを昔は「女の子に夢を与えるマンガならではのファンタジー」だと思っていたから、ときめきつつも「まあ現実にはないよね」と笑っていた。

ところが「そのファンタジーはひょっとしてファンタジーではないかもしれない…」と今回初めて思った。

 

数年前、30代前半の男友達が何人か結婚した。本人と新婦、それぞれタイプが全く違うけど、いずれも仲良しで絆が強い雰囲気が共通点。なので彼らに「彼女のどこに惹かれて結婚したの?」と聞いてみたら、奇しくも同じ答えが返ってきた。

 

「面白いんだよね」

 

おおお…妻にした決め手がそれとは!可愛いから優しいから家庭的だから…じゃなくて「面白い」ということばが彼らから最初に出てきたことが興味深かった。

今回久しぶりに目にした少女まんがのファンタジーは、もしかしたらこれに近いことなんじゃないか。

 

メディアで描かれる「本命になれる女・結婚できる女」の特性は、限りなく聖母だ。可愛い、料理上手、控えめで男性を立てる、気だてがよい…もちろんそういう女性は魅力的だけど、ちょっと無理ゲーが過ぎる。

逆に世間的には上がってこないが周囲でよく聞く条件、それが「予想を裏切る面白い女」「言うなりにならない女」だ。

俺がこうしたらこう返すだろう、大抵の女はこうだろう…そんな予想を覆し、男が先を読むのが難しい、安易にレッテルを貼れない女。むろん男性が最初からその条件を掲げてるとは思えない。でも「可愛くて優しい彼女が欲しいな」なんて言ってる男の脇をフェイントからのドリブルで華麗にすり抜ける女を、彼らは驚いて思わず追いかけてしまいがちだ。「おもしれえ…」には抗えない。例えそれが男にとって都合が良くなくても、一般的モテから外れていたとしても。

 

美人でも尽くし型でもない少女まんがの主人公にイケメンたちが惹かれる理由は、多分その意外性ある面白さだ。好かれようと寄ってくる多くの女たちとは全然違う方を見て1人進む、その異質さが気になってしまうのだ。

そういえば「はいからさんが通る」では、少尉は紅緒のとんでもない言動の数々に毎回ゲラゲラ笑ってるよ。

 

容姿や能力基準で見れば「美女を押しのけイケメンを射止める冴えない女の子」はファンタジーだ。でも、意外性や独自性で見れば「ありがちなスタイルとアプローチですり寄らず我が道をゆく面白い女の子」になる。

女子よ、少女まんがのセオリーはアラサーになったら意外と現実的だぞ。「愛される女」より「面白い女」を目指そう。別に芸人的な面白さは目指さなくていい。ただ、男性の予想を裏切ろう。ありがちを避けよう。万人ウケに心を砕いて自分の個性を殺さぬよう、好きなものと己の引き出しを増やすことを、まず大切にしよう。


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この記事を書いたライター

広告会社コピーライターからなぜかダンサーに転身、その後IT企業でライター&クリエイティブディレクターとして勤務。共同購入「ギャザリング」やブランド買い取り「ブランディア」の名づけ親。2000年から「広野ゆうな」のペンネームでメルマガやブログを書き続け、ごく一部でコアな人気を博す。現在はフリーでライティング、ネーミング、コピー、コラム、振付など手がける。Blog: 「フーテンひぐらし」 Twitter: @HironoYuna
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