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2017年11月02日更新

【女子のばんそうこう】「誰にも好かれないかも」と思う日は。〜ビバ千差万別〜

世の「好かれる女子像」には当てはまらない。この先わたしを好きになってくれる人はいるのだろうか…。そんなふうにしょんぼりする日がもしあったら読んで下さい。10代で初めて知った「好みの多様性」のおはなし。

 

子供の頃は「モテる女の子」イコール「華やかで活発な子」だと思っていました。

実際、学校で分かりやすくモテていたのが「誰が見ても可愛い子」「スポーツができてハキハキして強い女子のチームにいる子」だったからだと思います。現代で言うところの「スクールカースト上位にいる女子」ってとこでしょうか(しかしスクールカーストってイヤな言葉だね)。

 

中学の時、同じクラスにサッカー部のモテ男子・日野くんがいました。彼が密かに片思いしていた女の子の名前が漏れ伝わってきた時、私は耳を疑いました。「日野が好きなの、市川さんらしいよ」

うそでしょ?と私は思いました。なぜなら彼女は地味な方の女子グループに属していたから。その時まで私は、派手で強い女子チーム(または校内で2人位しかいない超絶可愛い子ちゃん)以外の女子を男子が好きになるはずがないと思っていたからです。ましてや、派手で強い男子チームにいる日野くんみたいな人が。

 

でも、それをきっかけに私は市川さんに注目するようになりました。彼女は積極的に前に出るタイプではありませんがとても優しいひとで、バレー部の名選手でした。よく見てみれば色が白くまなざしには深みがあり、年のわりに落ち着いた女の子なのです。「確かに魅力的だ」と私は思いました。そして、アイドルのように可愛いルックスの女子や派手で積極的な女子に心を持っていかれず、教室の隅で静かに微笑んでいるような女子に魅力を感じた日野くんの眼力に感心したのを覚えています。

 

自分が思う「男はこういう女が好き」がいかに狭い決めつけだったのか。それに初めて気づいた体験だったわけですが、これはいわば10代ゆえの幼い了見でした。

しかし大人になり、自分も色恋を経験していってるはずなのに、時としてそういう「狭さ」にがんじがらめになってしまうことがまだまだありました。

 

自分に自信がない時。強烈なコンプレックスから抜け出せない時。他の子が美しく輝いてみえる時。そして、恋を失った時。

そういう時は「こんな自分を愛してくれる人などこの先現れないんじゃないだろうか」と絶望的になりました。メディアが発信する「こういう女がモテる・結婚できる」ケースと自分を比べてその違いに落ち込んだりもしました。

 

でも、元気になると気づきます。見ている場所が狭過ぎる。釣り糸を垂れる漁場が間違ってる。少し振り返ればあらゆる世界と可能性が広がってたりするのに、勝手に「この世界とこの価値基準しかないのだ」「私はそこでは価値がないのだ」と思い込んでしまう。なんともったいないことか。

 

人は、誰かの意に染むために、誰かに選ばれるために生きているわけじゃありません。自分の人生を好きにデザインするために生きてるのです。だからもちろん、男のために自分を磨いたりキレイにしたりするわけでもないのです。自分自身が「心地いいな」「こういう自分が好きだな」と思うために、すべてのことは為されるべきだと思うのです。

そんな女を見て「いいな」と思う男が現れるのは、オマケというか、いろいろある結果のひとつに過ぎないのです。

 

 

それでもやっぱり好かれたいし愛されたい。でも私なんてダメなんじゃないか。こんなコンプレックスがあるし…。そう思う時はありますよね。私はそういう時に心の中の「人の好みは千差万別」のネタ箱を開くようにしています。冒頭の日野くんと市川さんの思い出はその中の最も美しいもので、大体はもっとゲスくて生々しいやつ(笑)

 

「自分の言うことを聞かない女の子が好き」というSくん。「貧乳が好み」というYさん。「面白いタイミングでオナラをする嫁が最高」というOくん。「外国のエロサイトにjungleってジャンルがあってさ。アンダーヘアが濃くて下着からはみ出してるようなのが好きで…」というKくん。そして「女子アナみたいなタイプや清楚タイプは嫌い。性格悪そうな強い女が好き」という夫…(いやちょっと待て)。ああ、千差万別って最高。

 

もっとしょうもない方法もあります。アダルトサイトの「ジャンル」というところをのぞくんです。女たちが完全にコンプレックスや短所だと思ってるものがいちジャンルとして確立されてて驚きます。あまりの嗜好の多様っぷりにあぜんとし、アホやなと笑けてきて、気が楽になります。恋愛とエロは違うって?いやむしろ人を思う気持ちの方がもっと細かくさまざまなはず。あなたのそのまんまがたまらない魅力だと思う人は必ずどこかにいます。さ、堂々といきましょ。

 

Written by あゆみ


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この記事を書いたライター

広告会社コピーライターからなぜかダンサーに転身、その後IT企業でライター&クリエイティブディレクターとして勤務。共同購入「ギャザリング」やブランド買い取り「ブランディア」の名づけ親。2000年から「広野ゆうな」のペンネームでメルマガやブログを書き続け、ごく一部でコアな人気を博す。現在はフリーでライティング、ネーミング、コピー、コラム、振付など手がける。Blog: 「フーテンひぐらし」 Twitter: @HironoYuna
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