結婚相手を探す時、皆さん良い所は沢山探しますが、欠点までしっかりチェックしている人は意外と少ないもの。 でも穏やかな結婚生活を送るコツは、「相手を選ぶ段階で欠点を見極めること」にあるんです。
結婚は恋愛のサングラスが外れる事前提で考えなくてはダメ
好きな気持ちが大きければ大きいほど、あばたもえくぼ。欠点すら可愛く思えてしまうものです。ところが、重大な欠点をかわいいと思えるほどの強い気持ちは時間と共に薄れていくもの。
そうなると段々と欠点ばかりが目に付くようになってしまうんです。
そんな時、それが許せるものなのか許せないものなのかが、その後のあなたの人生を左右する大きなカギとなります。
「何度言っても夫が○○を直してくれない!」と憤る奥様をよく見るのですが、好きで結婚したのに不満ばかり感じるようになるなんて悲しいと思いませんか。
相手を変える事は不可能ですから、初めから自分の許容範囲を超えない人を選ぶのがとても大事なんです。
何が許せて何が許せないのか、相手選びの前にはっきりさせる
「許せない欠点」というのは人によって違います。例えば私は、意味のない嘘をつく人・私を下げる事を他人に言う人・女性にだらしない人・たばことギャンブルをする人とは絶対に結婚しないと決めました。
実際過去にプロポーズを受けた人達の中で、本当に大好きで今の夫と迷った人がいたんです。でもよく考えると、上に挙げた中に当てはまる項目がありました。「一生その人の欠点部分にもやもやしながら生きるのか」と考えたら、スパッと心が決まった思い出があります。
今でも時々「あの人と結婚したらどうなっていたかな」なんて考える事もありますが、心穏やかに暮らせている今、結論はいつも「今の夫で良かった」になります。
あえて初めから欠点に目を向ける事のメリット
許容範囲を超える欠点を避ける事で夫婦間の大きな衝突が起こらないのはもちろんですが、他にもメリットがあります。
初めから欠点を理解している分、少しイラッとする事があっても「自分で受け入れると決めた事だし」と気持ちの整理が付けやすくなるんです。
長い結婚生活には、色々なトラブルや苦労がどんどん出てくるもの。避けられる苦労は最初から避けておくべきです。
もう一度言いますが、人は変えられるものではありません。結婚相手を決める前に、自分は何が許せて何が許せないのか、よくよく考えてみて下さいね。