年末年始に、交際中の彼のご家族と初対面を予定されているあなた。
今からもうドキドキですよね。
何と言っても第一関門は彼のママ。母親は彼のことを一番近くで一番愛してきた異性ですから、最愛の息子が連れてくるお嫁さん候補がどんな女性なのか、かなりシビアにチェックしてくることも考えられます。
とくに、若いお嬢さんではなく、ある程度年齢がいった大人女子の場合は、彼ママの目はさらに厳しくなり、ちょっとしたミスが命取りになるケースも。
そこで今回は、彼ママを攻略するためのちょっとしたアイディアをご紹介します。
実は奥が深い!手土産選びのポイント
初めて彼のご家族に会う!というときに欠かせないのが手土産ですよね。
彼のママがとっても素朴なママであれば、どんなお土産でも喜んでくださるかもしれませんね。
しかし、彼ママが都会的な人だったり、優雅なマダムだったり、現役でバリバリ働くキャリアウーマンだったりするとそうはいきません。
有名デパートの地下で買ったお菓子であれば何でもいいということではないのです。
彼の実家の土地では買えない銘菓や、行列に並ばないと買えない人気のお菓子、有名百貨店の○○店にしか出品していない輸入菓子など、ちょっとレア感のあるものを持っていくようにしましょう。
あなたの地元の名産物などでもいいかもしれません。
こういったものをセレクトしておけば、お土産をオープンしたときに会話のネタにもなりますよ。
彼のご家族が揃って無類のお酒好きだったり、健康上の問題で甘いものを控えていたりすることもありますし、甘いものが苦手という家庭もあるでしょう。
その場合は、ワインや日本酒、米菓やおつまみになるようなものなどでもいいですね。
彼に事前にリサーチをしておき、ご家族の嗜好に合ったものを持っていくとポイントが上がりますよ。
靴やコートは脱いだあとを見られている!
彼の家にお邪魔する場合、玄関前でコートを脱ぐのが礼儀であることは、アラサー大人女子なら知っていますよね。
きっと彼のママは手にもったコートを預かってくださるでしょう。
そのとき気をつけなくてはならないのが、コートの素材やブランド!
これもファッションに無頓着な素朴なママなら気にしないでしょうが、厳しいママなら、コートをハンガーにかけるときに細部にチェックを入れてくるはず。
「アラサーにもなって、安っぽいコートを着ているわね。」
「まだアラサーのくせに、こんな高いブランドのコートを着ているの。お金がかかりそうな娘だわ」
「裏地がやぶれていてだらしないわ」
「襟元が黒ずんでいる。きちんとクリーニングに出していないのかしら。」などなど。
靴も同じです。
おそらくアラサー女子なら、彼ママに会うときは、靴をピカピカに磨いていくでしょう。
しかし大切なのは、靴の中です。
汚れていませんか?臭いは大丈夫?
細かいママなら、靴の中をチェックしてどんな靴を履いているのか見ています。
とくに靴というのは、オシャレな人が一番気を使うアイテムとも言われていて、
そういった知識のあるママなら、靴のブランドや手入れの仕方を見ただけで、その持ち主の価値観を見抜いてしまうかも。
コートも靴も、アラサー女子にふさわしい、恥ずかしくないもの、かつ高級すぎないものをチョイスして、無難に乗り切るのが賢明といえます。
会話も手伝いもスムーズに
彼のご家族に質問されて、顔を赤らめて小首をかしげ、照れながら答える…。
これが「可愛い」「初々しい」とされるのは、20代前半までです。
アラサー女子なら、どんな質問にも、落ち着いてしっかり答えていくほうが印象は良いようです。
彼に事前に彼のご家族が好きな話題などを聞いておき、あらかじめそれについて勉強しておくことをおすすめします。
新聞やニュースをよくチェックしておけば、「シーン」としたときの会話のネタにもなるでしょう。
また、彼の家でお茶やお食事をご馳走になったあとも、「片付けを手伝ったほうがいいかな」「そういうのを嫌うママもいるだろうし」とモジモジしているのもアラサー女子としては恥ずかしいこと。
「お手伝いさせてください」と、さっさと働きましょう。
彼のママが「今日はお客様だから座っていてね」などとやんわりと辞退された場合は、「すみません、では今日はお言葉に甘えさせて頂きます」と素直に引けばよいのです。
「どうしようどうしよう」と挙動不審になっていると「いい大人なのに、この人はなんでこんなに頼りないのかしら」と不安に思われてしまいますよ。
とにかく笑顔が一番!媚びる必要なく自然体で望めれば◎!
身だしなみやマナー、礼儀作法や気遣いなど、いろいろ細かい注意点はありますが、基本的に彼のパパやママは、あなたより何十年も長く生きている人生の先輩ですから、どんなに猫をかぶっても、本性を見抜かれてしまいます。
長いお付き合いになるかもしれない彼のご家族と、早く仲良くなるためには、自然体のあなたを見せることが一番なのかもしれませんね。