彼氏の事について相談している内に、いつの間にか相談相手と恋仲になってしまったなんて経験、ありませんか?
相談している自分が相手を好きになるだけならまだしも、相手まで自分が好きになるなんて、ちょっと不思議ですよね。でも、心理学的に見れば、それも起こって当然なんですよ。
相談されるといい気分になる
それには、自尊心が関係しています。
私達は誰でも、頼られる事で自尊心が上がります。
そうするといい気分になるので、相手に好感を持ち始めるのです。
『自己開示』で距離が近づく
友達同士でも、お互いの事を打ち明け合う事でどんどん親しくなっていきますよね。
その理由は、『自己開示』をし合う事で、相手に親密感が沸くからなんです。
相談をすれば、相手にとってかなり強い自己開示になるので、互いの距離がグッと近くなるんです。
『してあげる』事で好きになる
友達や恋人で危なっかしい人や、頼りない人を助ける内に、いつの間にか親しくなった経験は有りませんか?
これは、相手に『してあげる』事で、相手の事が好きだと錯覚するためです。
相談に乗るという事は、その子のために自分の時間を費やす、何かをしてあげるという事。
ですので、相談を受けている内に相手を好きになってしまうのは、起こって当たり前なんです。
共感して「一つになった」と錯覚する
相談を受けている内に、「そうだよね」「それは嫌だよね」という風に、相手に共感をする事になります。
これが、相手を好きになる鍵となるのです。
そうして相手の気持ちに共感している内に、いつの間にか相手の気持ちに自分を重ねて、いつしか自分の一部だと感じる様になるのです。
そうすると、自分が相手と一つになったと錯覚してしまい、相手の事が好きになってしまうのです。
おわりに
自分の悩み事を相談する事は、相手との距離をグッと近づける事が出来る、有効な恋愛テクニックです。
意中のあの人に、些細な心配事から、少しずつ相談に乗ってもらってはいかがでしょうか?