恋人と別れた原因で「価値観が合わなかった」と言う人は多いですよね。
価値観とは、何に価値があると認めるかということですが、育ってきた環境や経験などで培われ、成長するにつれて変わるのも事実です。でも、価値観が合わないってどういうことなのでしょうか?
<目次>
1. 価値観が合わない時の考え方
たとえば、あなたの朝食が毎日「パン」だったとします。
でも彼が「朝はずっとご飯だったから、ご飯にして」と言ったとしたらどうしますか?
急に彼の生活パターンを強いられたら対応に困りますよね。これが価値観の違い。
幼いころから朝食がパンだったとしても、他の人もパンを食べているとは限りませんよね。
「朝食」=「パン」と自分で思いこんでしまうのです。
パンを好む人と、ご飯を好む人が一緒になれば、価値観が違うのは当たり前なんです。
この場合「パンにして!」と相手にお願いしても、受け入れてもらえる可能性は低いですよね?
自分の思い通りにしようとすればするほど、溝も大きくなってしまうのが価値観の違いなのです。
(1) 最終的に離婚や破局
価値観が合わないことは、自分とのギャップがあるので不満がたまると思いましょう。
人は自分が理解できないことがあると「否定」しようとします。
受け入れられない状況が続くと、相手を許せなくなってしまうのです。
当然、相手に合わせていけば、我慢は必要ですし、相手が合わせてくれなければイライラは増すばかりですよね。
我慢の限界に達している可能性もあるので、爆発しないうちに周りや相手に相談し、不満をどのように改善するか答えを出しましょう。
(2) 優先順位で価値観は変わる
価値観の違いから、物事の捉え方や優先順位も違ってきます。
人は自分以外の人のことを理解するのはほぼ不可能ですよね。
彼に嫌われたくないために、我慢に我慢をしてきた人や、彼の意見に合わせている人は、精神的に疲れやすいです。
「正直しんどい…」「めんどくさい」と思いつつ、相手の要望を受け入れ続ければ、疲れるのは当たり前です。
難しいと言われる価値観と上手く付き合いながら、NG行動をとらないように気をつけましょう。
2. 男性が思う”価値観が合わない”とは?
(1) セックスアピールでも気をつける
パートナーがセックスに対して積極的なのに、あなたは自信のなさから淡白を好む場合。
セックスの考え方の違いは、セックスレスになりやすいとも言われています。
男性は性欲が満たされないと、仕事に支障がでたり、浮気をしたりと生活に支障がでます。
恥ずかしさから積極的にいけない人もいるでしょう。
ですが、結婚をして夫婦になると、相手のセックスの要求に応える義務があるほど、夫婦間の身体の相性と言うのは非常に大切なんです。
(2) 考え方のズレ
男性は、友人との付き合いや自分の時間を大切にします。
四六時中「彼女」のことを考えている訳ではないのです。
毎日会いたいと思う女性がいたとしても「無理」と答える男性はむしろ正常なのかもしれませんね。
このギャップで会う回数も減ってくるのは仕方のないことです。
(3) 不平不満を口にだしてしまう
さらには、女性はおしゃべり好きで有名ですが、陰で物事を言う人を男性は嫌います。
仕事の文句ばかりだったり、仲良くしていた人の文句を言う女性は理解しがたいようです。
不平不満なことを平気で言葉に出したり、悪口を言ったりすれば状況は不利になるでしょう。
(4) お金に対する問題点
金遣いが荒いのもそうですが、節約のしすぎや、ケチ過ぎても男性は「無理…」と思うようです。
外食に行っても1円単位までの割り勘にこだわったり、全員分をおごったりする人も要注意。
3. 我慢の限界に達しないためのコツ
交際や結婚って結局は「妥協なの?」と思ってしまうかもしれません。
別れたくないからと自己犠牲をしていても良い恋愛はできないでしょう。
「我慢しないといけないの?」と思う前に、相手と歩み寄る努力も必要です。
高圧的な親の元で育った人は、親と違う考えを持った相手と上手くいかないケースがあります。
自分の意思を親に伝えることが怖いので、親の言うことを聞いておけば、安心、喧嘩にならないと思いこんでいるからです。
(1) 会話を増やしてみる
日頃からLINEでのやり取りが多く、直接話しをする時間が少ないカップルは注意が必要です。
丁寧に話し合う時間が少ないと、自分の意見を伝えるのが面倒になっていき、それが当たり前になってしまうと、大事な部分でどう表現して良いか分からなくなってしまいます。
メールが多くなると、言葉の受け取り方の違いで行き違いも増えます。
自分の思い通りにならないからと、八つ当たりやストレスのはけ口に相手を利用している人は、コミュニケーション不足が原因です。
相手と会話することを面倒だと思わずに、自分の思いは自分の口で伝える実践をしましょう。
(2) 無関心になってみる
「納得できない!」と思っていても、不満をストレートに伝えるのはケンカの原因になるので避けましょう。
例えばタバコをやめてほしい時は、「タバコやめて!」と言うのではなく「タバコを吸うなら遠い場所に行くね」と譲歩することも大切なのです。
完全に「無視」をすることとは違うので気をつけましょう。
難しいかもしれませんが「無関心」になると価値観のズレは減ってきます。
お互いの領域に踏み込み過ぎないことが大切です。
4. まとめ
価値観が合わない理由で、破局してしまうカップルは多いです。
上手く付き合っていけるカップルは、お互い尊重しあっているから。
不満があっても我慢をしている訳ではなく、違う所でうまくバランスをとっているのです。
相手とのギャップを埋めるために、気になる所があれば、少し改善してみてはいかがでしょうか?
written by キララ