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2018年09月06日更新

【女子のばんそうこう】「してあげる」をやめる。〜脱・サービス女子〜

気が利いて優しくて尽くす女子は確かに「愛される、モテる、結婚できる」タイプとしてあげられることが多いけど、あなたが目指すのは本当にそれでいいの…?

 

 

恋愛サイトで連載していながら「愛され方」とは真逆のことばかり書き続けてるこの「女子ばん」、いつか編集部に怒られるかもしれないけど今回もよろしくお願いします!

 

それにしても世の中ってやつはどうしてこんなに「女は若く可愛く賢すぎず声高に主張せず、いつでも男性を喜ばせ持ち上げる存在でいたほうがいいですよ」という呪いが強いんでしょうね。

昭和どっぷり世代はまだしも、今どきの女子はそれをどう受け止めてるんかな…と思ってたある日。電車で推定アラサー女子2人の語りを耳にしました。

 

「Aちゃんはさあ、モテるよね」

「うーん、なんだか全部やってあげちゃうんだよね」

「へえ、そうなんだ」

「料理もそうだし、彼氏が脱ぎ散らかした服も拾って歩くし、とにかく面倒みちゃうの」

「尽くすねー、いい女じゃん。あたしそういうのできないからモテないのかな」

 

危なかった。私もうちょっとで「モテない」と言った方の子の肩をガッと抱いて「アンタはそれでええんやで」て囁くとこだった。「いい女」と言われたAちゃんはまんざらでもない表情だったけど、彼女の家に来て服を脱ぎ散らかす時点ですでにダメ男養成中だから本当にいいのかどうか…。

 

 

好きな男と幸せになりたい女子のみなさんに覚えておいて欲しいのは「彼の歓心や愛を得るために(または、それを失わないために)サービスをしてはいけない」ということです。

 

世間がいくら声高に「こうすればモテる、愛される」と言ったとしても、周囲の男子が「そういう女っていいよなー」とか言ったとしても、「してあげる女」になろうと努力してはダメ。その努力は最終的に破綻しやすいからです。

 

女子のばんそうこう

 

あなたが「どうしてもしたい」なら話は別です。「私は誰かの世話を焼いたり誰かに料理を食べてもらうのが大好きで生きがいなんだ!」というなら、その「好きなこと」を存分にすりゃいい。

「どうしてもしたい」ことに人は見返りを求めないし、好きなことをやっている人は楽しくて幸せです。例えばいわゆる「男の胃袋をつかむ」で成功してる女子って、そもそも料理とふるまいが好きな人だと思うんです。

 

でも人の心をつなぎとめるために「してあげる」と、いつか必ず苦しくなる。

 

「してあげたら好きになってもらえるかも・嫌われないかも」というのがリスキーなのは、それに見合う大きさのご褒美はもらえないことの方が圧倒的に多いし、見返りが得られなかった時の絶望感たるや、頑張りに比例してデカいから。

特に自分のオンナ部分をサービスとして使い過ぎると、その部分だけをイージーに吸い取られて、そうじゃない部分を全く見てもらえずに終わったりしまっせ。

 

安田弘之さんの「ちひろ」「ちひろさん」というシリーズマンガに、こんなセリフが出てきます。

 

「欲しがるから–––––抱かせる。

抱かせれば–––––モノになる。

終わるのが怖くて––––––与える」

 

「サービスってね、何でもやってあげることじゃないからね。欲しがるもの何でもあげたらナメられる。いったんナメられたら食い尽くされて飽きられる」

 

本当は、世界はそんなに意地悪じゃない。

男にサービスしなくても好かれる。男にとって都合が悪い言動をしても嫌われない。自分の好きなことをしてても、あなたの魅力は消えたりしない。身体を差し出さなくても、あなたの女性としての良さはばんばん出せる。

 

モテとは違うかもしれないけど、それが「いい女」になるってことかもしれないです。

 

今、自分がすり減ってるような、何とも報われないような思いを抱えてる人は「してあげる」より「したい」かどうかで自分の行動を決める。したくないことは思い切ってしない。まずはそこから始めませんか。

 

(ちなみにこの「ちひろ」「ちひろさん」は誰にも依存しない一風変わった野良猫みたいな女性が主人公なので、おすすめですよん)

 

 

Written by こんどうあゆみ

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この記事を書いたライター

広告会社コピーライターからなぜかダンサーに転身、その後IT企業でライター&クリエイティブディレクターとして勤務。共同購入「ギャザリング」やブランド買い取り「ブランディア」の名づけ親。2000年から「広野ゆうな」のペンネームでメルマガやブログを書き続け、ごく一部でコアな人気を博す。現在はフリーでライティング、ネーミング、コピー、コラム、振付など手がける。Blog: 「フーテンひぐらし」 Twitter: @HironoYuna
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