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2018年12月14日更新

北川景子のぶれない強さは、女子校、特撮、そして100本以上のオーディションに落選してから故・森田芳光監督との出会い【夏目かをるの最強女になる!vol.34】

今回は、北川景子のぶれない強さについてです。ワーキングウーマン2万人以上の取材をもとに、恋愛、婚活、結婚をテーマにコラム、ルポ、小説など幅広く活動中の夏目かをるさんによる連載恋愛コラム「夏目かをるの最強女になる!」です。

今年は北川景子を映画やドラマで頻繁に観る機会が多かったですね。

11月2日公開から興業成績が上位キープの「スマホを落としただけなのに」(中田秀夫監督)では、恋人がスマホを落としたことから恐怖に巻き込まれていく女性・稲葉麻美を熱演。また気品ある篤姫が好評だった大河ドラマ「西郷どん」、アクションとダンスシーンが話題になった映画「パンク侍、斬られて候」(石井岳龍監督)と、2018年は北川の魅力がさく裂しましたね。

 

2016年、ロックバンドのボーカルでタレントのDAIGOと結婚してから、さらに女優としての磨きがかかった北川。

北川景子

彼女を「強い」「ぶれない」と称賛する声もたくさん上がっています。

そのルーツは「中高一貫の女子校育ち」と「特撮出身」なのです。

 

86年神戸市出身。父親は三菱重工の幹部社員で、北川は幼少期から厳しく育てられたそうです。17歳の時に、神戸のモデル事務所にスカウトされて芸能界へ。雑誌「Seventeen」でモデルデビュー。そして「ミスSEVENTEEN」に選ばれ、2003年テレビドラマ「美少女戦士セーラームーン」のヒロイン・ 火野レイ(セーラーマーズ)役で女優デビュー。

「戦隊モノ」の中でも「セーラームーン」は“変身”しても素顔が見えたままのため、、必然的にアクションのほとんどを自ら演じたそうです。

 

生傷も絶えなく、敵役とぶつかるアクションシーンでは、過度の衝突によって「骨がはずれて、ぷらんって肉がつながっている状態」に。(朝日ソノラマ「宇宙船」04年1月号)。

しかも本番ではなく、テストの最中でした。北川は本番を演じなくてはというプロ意識と負けん気の強さで、激痛が走る中、「本番まで間があったので、自分で骨を元の位置に戻して撮影しました」(同前)と、き然と言ってのけたそうです。

また日本テレビの「悪夢ちゃん」出演時は主題歌を担当した「ももクロ」との対談で、「生傷やあざが絶えなくて大変ですが、戦隊出身の意地で頑張ってます」(「スポーツ報知」12年10月2日)と胸を張ったのです。(日刊ゲンダイ2016/07/23 戸部田誠氏のコラムより)

 

デビューが特撮のせいか、北川の言動には、ハードボイルド的な“ハンサムウーマン”ぶりが光っています。

「一緒に仕事をしたいと思ってもらうには、まず信頼されること。そのためにブレない自分であり続けたいです」(日経ウーマン2018年11月号)

 

「今までの経験が土台となって今の私があるのだな、すごくラッキーだったと感じます」(同・2014年6月)

 

「開き直ったわけではないですが、仕事でもプライベートでも必要以上に自分の意見を気にして取り繕うことはやめました」(同・2010年8月号)

北川景子の強さの理由とは?

男勝りで完璧主義者。気が強く、女優の仕事でも「それはできません」と固辞する北川。そんな強さの理由は、特撮デビュー以外にもあるのです。北川自身が次のように語っています。

 

「中高時代は女の子しかいない学生生活を送っていましたし、デビューしてからも雑誌Seventeenやドラマ『美少女戦士セーラームーン』といった同世代の女の子との仕事が多かったんです。そのせいか、良くも悪くも異性の目をあまり気にせずに生きてきたように思います(笑)」(2018/04/07 eltha)。

 

つまり、異性の目を気にしない環境であったため、自分の気持ちに正直に、思い切り素直にふるまってきたというわけですね。まとめると、北川の強さの要因は次のようになります。

 

・育ちの良いお嬢様で、厳格な家庭

・中高一貫の女子校

・初モデルが少女雑誌(男性が少ない現場)

・顔が見える特撮ヒロイン役で体当たりの演技

 

さらに下積みの時代が長かったことも、彼女をさらに強くしていったといえます。

「約100本のオーディションに落選していたんです。『また今日もダメなんだろうな…って思って。いま思えば自暴自棄になっていたのかも』って。その後、故・森田芳光監督の映画『間宮兄弟』のオーディションでも『どうせダメだから、自分らしく気軽に行こう』という思いで挑戦したんです」(NHK あさイチ 2018年3月2日)。

 

ところがそのオーディションで見事に「間宮兄弟」(2008年公開)のヒロイン役をゲットし、映画初主演。故・森田監督から「女優を続けたほうがいい」とアドバイスされて、北川は発奮します。そして遂に彼女は、モデルから女優に脱皮したのです。

 

それは2007年主演のドラマ「モップガール」(テレビ朝日系)。

遺品に触れると時間をさかのぼる葬儀屋の役をコミカルに演じ、深夜帯にもかかわらず、平均視聴率10.2%を記録。地味な衣装でモップを振り回すだけの役どころに果敢に挑戦する姿には、モデルという華やかな世界の片りんすら見えなかったのです。

 

まさに「これまでの自分を捨てる」という勇気を持っているから、新しいことにチャレンジでし、成功を掴むことができたのでしょう。

その後2010年の映画「花のあと」で北川を指導した殺陣師の高瀬将嗣氏から、「これだけ美しい殺陣を出来る若手女優は他にいない」と絶賛。「美しい」や「カッコイイ」を突き抜ければ女優として大きな武器になると、映画関係者らからも称賛されたそうです。(Posted on 2015年7月23日)

 

「飾らずに今まで通り生きていきたいと思っています。思ったことはしっかりと相手に伝え、自分の意志を持って生きることを大事にしたいですね」(2018/04/07 eltha)

 

北川景子の凛とした強さは、彼女が生きてきた一つ一つのことをいつも大切にしていたからでしょう。

自分のことを、自分自身が愛しんであげる。それが幸せに近づく大きな要因になるのです。

 

(夏目かをる)


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この記事を書いたライター

ワーキングウーマン2万人以上の取材をもとに、コラム、ルポ、小説と幅広く執筆中。07年10万人に一人の難病・ギランバレー症候群を後遺症なしに完治。牡牛座、愛猫はエルメス。小説「ボディー・クラッシュ」(河出書房新社)、「季節はずれの恋」(講談社)。「同窓会恋愛」「女の33歳の壁の正体」(週刊朝日)。書籍「英語でリッチ!」(アーク出版)で第12回ライターズネットワーク受賞。 ・恋愛小説「眠れない夜」配信中 ・公式ホームページ:http://tcw.jp/moon-river/恋愛婚活結婚blog
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