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2018年12月21日更新

一度の男女関係で恋人になるには、理由がある!【夏目かをるの最強女になる!vol.35】

今回は、「一度の男女関係で恋人になる方法」についてです。ワーキングウーマン2万人以上の取材をもとに、恋愛、婚活、結婚をテーマにコラム、ルポ、小説など幅広く活動中の夏目かをるさんによる連載恋愛コラム「夏目かをるの最強女になる!」です。

この連載の最初の読者は担当のO編集者だと思って書いています。担当こそ、読者のニーズを把握するプロフェショナル。しかも書き手は、読者を想定したほうが書きやすいため、O担当者に捧げるというスタンスで書いていると、読者に対してごく自然に、シンプルなメッセージを伝えることができるのです。ところが今回のテーマをO編集者から聞いた途端に「またか」と絶句しました。というのはこのテーマに対する答えは連載24回の「いつもセフレになってしまうあなたへ」(https://w.grapps.me/love/20180921-7/)で、はっきりと答えたつもりだったのです。

 

第24回でもお伝えしましたように、出会ってすぐにセックスをする女性を、男性は「遊び女」とみなしてしまうので、恋人に昇華しるのは無理難題。それなのに、女性たちが懲りずに「一度だけの関係でつき合いたい」から、O担当が繰り返しこのテーマを私に依頼したのでしょう。

 

そこで私は「なぜ女は一度関係を持った男と付き合いたくなるのだろう」と考え直してみました。男のセックステクニックが優れていたというのは、ごくわずかで、ほとんどの女性は男性と同じように刺激を求めていたといえるでしょう。刺激は時に、一種の麻薬のようになりますが、良薬であれ、麻薬であれ、効き目は長く続くわけはないのです。それでも女性たちの「付き合うつもりはなかったのに、一度関係を持ったら、その男と恋人になりたくなった」という心境は、一体どこから生まれるのでしょう。また一度だけの関係で、恋人同時に発展できるのは、一体どのようなケースなのでしょう。

セフレから本命彼女になる方法

セフレになってしまう確率が高いこのテーマを、ちょっと真面目に考えてみました。

 

女性は遊んでいる男を「チャラ男」と軽蔑します。遊んでいる男は女性をゲットすることだけしか興味がないので、関係を持ってしまったら、すぐ飽きて別の女を追いかけてしまうことを知っているからです。

 

つまり女性というのは、男に誠意=愛情を求めるので、誠意のないチャラ男を蔑むことによって、「私は愛を求めるの」と愛を信じている自分自身を確認するのです。

 

厄介なのは、見た目も行動もチャラ男ではない、しかも誠実そうな男の場合です。

ある程度、恋愛を経験している女性なら、「慎重に愛情を育んでいこう」としますが、恋愛経験が少なかったり、恋愛経験があるのにうっかりと一夜の男女関係を持ってしまい、しかも女性が追っかけてしまうと、悲しい結末になってしまいますね。

 

では関係を持った男性を追いかけたくなるのは、なぜでしょう。

それは女性が子供を産む性だからと捉えると、わかりやすいのではないでしょうか。

妊娠するまでに、女性は一人の男性と繰り返し性の営みを行います。一度だけで懐妊する場合もあるかもしれませんが、でも多くの場合は、回数を重ねていくうちに、受胎していくものです(もちろん、排卵日に計画妊娠をする場合を省きます)

一人の男性と回数を重ねていくためには、女性の「愛しているから」という愛を全身全霊で感じているという意識が高まります。

 

一方、男性の方はどうでしょう。もちろん、好きな女性と愛し合うことは男性にも大きな喜びをもたらします。男性は自分の遺伝子を伝えてくれる女性を探していますから、セックスしたいという願望と共に、本気で好きなる女性も探しているのです。

 

男と女のセックスと愛情に対する違いを、脳の構造から解き明かしたのが、アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ著の「 セックスしたがる男、愛を求める女」。これを読むと、女がなぜ一度だけのセックスで夢中になれるのかも、手に取るようにわかりますよ。

 

さて一度だけの関係で燃え上がってしまうのは女性。この場合、男性が遊びだというなら、女性も「遊んだ」と割り切って、本命を探した方がいいですね。

 

でもごくまれに、一度の関係から、やがて男女関係に発展したカップルもいます。

それは既に出会っていて、仲間と一緒に遊んだり、二人きりで話したりなど、以前から知っている相手です。知っているだけでなく、尊敬しているとか、好ましいとか、嫌いなど、相手に対する何らかの感情を持っている間柄の男女です。

 

シングルマザーで派遣社員のマナミさん(仮名・29歳)は、飲み友達の直樹さん(30歳。仮名)のことを、女友達に「あの人、いけすかない」とばっさり切っていました。

というのは、直樹さんはとても理屈っぽくて、しかも説明がとても上手。そのため彼の理屈に誰も口をはさむことができません。そんな彼に、マナミさんは「すかん」と敬遠していたのです。

 

ところがある夜、ふとしたことから、マナミさんは直樹さんの部屋で関係を持ってしまいます。「どうして?」と自問自答しても、答えが見つかりません。しかも、どんどん直樹さんに惹かれてしまっているのです。

「自分で自分がわからない」と嘆きながら、「とりあえず付き合いはなしね」と自ら否定します。地域の飲み友達の手前もあって、マナミさんは直樹さんを無視しようとしますが、直樹さんからLINEがくると、ドキドキしてしまいます。

 

「私、嫌いな人を好きになったの?」と一種の自己矛盾を感じてしまうマナミさん。そうしているうちに、まさかの2度目の夜を一緒に過ごしてしまうのですーーー

「関係を持ってから始まる恋って、あるのかな?」と悩むマナミさん。シングルマザーとして働きながら子育てをしているうちに、男性の本音をいつのまにか敏感に察してしまうようになったのです。

 

その後、マナミさんは「悩んでも、実らない恋なわけだから、言いたいことがあったら、言うべき」とLINEで、自分の気持ちをバンバン伝えていきます。

たまたま遠方から遊びに来た女友達に「まさかの人を好きになった」と打ち明けたところ、相手は直樹さんとすぐに見破られてしまったのです。

「あんなに嫌いだった人なのに、どうして?」とマナミさんは女友達に相談しますが、「そんなものじゃないの」と慰められます。でもマナミさんは「自分から誘わない」とそこできっぱりと宣言したのです。

 

恋する女であると共に、マナミさんは子供の母親。一度だけの関係で付き合うかどうか迷ったり、悩んだりするのも子供のために避けようと決めたのです。

「最悪の結果になっても、飲み友達というスタンスが残したい。でも私から決してアタックしない」。この覚悟が功を奏したせいか、直樹さんのスタンスを受け入れながら、自分で決めていった結果、二人はつき合うようになったのです。

でもナオミさんは今でも「子供のために、恋愛に振り回されないようにしたい」と、自分を制することも忘れていないそうです。

 

一度の関係から恋人に発展した理由をまとめると次のようになります。

1 以前から知っていた

2 仲間がいる。交流がある

3 お互いに性格や交友関係を知っている

4 ついフラっと関係を持っても、冷静さを保っていた

5 自分からアタックしないで、彼の態度を見ながら。最初は受け身に。

6 彼に依存しないで、帰る場所は子供のいる家と決めた

7 恋する女である自分を大事にしながら、家族のことも考えて行動した

 

一度の関係から恋に発展するのは、大変な道のりですが、恋する相手に「依存しない」ことが良かったようです。

 

(夏目かをる)


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この記事を書いたライター

ワーキングウーマン2万人以上の取材をもとに、コラム、ルポ、小説と幅広く執筆中。07年10万人に一人の難病・ギランバレー症候群を後遺症なしに完治。牡牛座、愛猫はエルメス。小説「ボディー・クラッシュ」(河出書房新社)、「季節はずれの恋」(講談社)。「同窓会恋愛」「女の33歳の壁の正体」(週刊朝日)。書籍「英語でリッチ!」(アーク出版)で第12回ライターズネットワーク受賞。 ・恋愛小説「眠れない夜」配信中 ・公式ホームページ:http://tcw.jp/moon-river/恋愛婚活結婚blog
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