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2019年08月02日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第百十一回目。

おとなの恋愛に物申す

 

梅雨が去り、猛暑がやってきました。この暑い中、身体を寄せ合い歩いているカップルを見ると本当に一人で良かったなって思います。涼しい部屋でアイスコーヒーを飲みながら原稿を書く。ああ、最高。

 

ちなみに東京も暑いですが、数日前のパリは記録更新の42.6℃。オスカルに「大丈夫?」と連絡したところ「僕の家はエアコンがないからツラい」とのこと。うわー。「いつでも遊びに来てね」って言っていたけど、絶対に夏は行かないと心に誓いました。

 

本当は夏といえば、海やフェスやBBQといったイベント盛りだくさん!な出逢いの季節なのでしょうが、もはやそんなものに参加する気力もありません。海はベタベタするからイヤ。フェスはトイレが混むからイヤ。BBQは後片付けがイヤ。41歳、イヤイヤ期であります。

 

しかしそれだけではなく、新しい恋に踏み出せない理由の一つに、つい最近一回り以上年下の男の子に心を木っ端みじんにされたことがあります。107回のコラムに書いた男の子なのですが、デートをした後は「素敵な夜をありがとうございました」とメールがきて「今度はどこに行きましょうか?」と前向きな雰囲気でありました。

 

知り合って一年半以上も友人関係だったのに、突然ふってわいたデートはとても楽しかったし、好意を持たれているのは素直に嬉しかったです。ところが1週間後に私が「今度いつデートしようか?」とメールをしたところ、若者にありがちな未読スルー。

 

私が思うに未読スルーというのは「男らしくない行為」ベスト5に入りますね。未読スルー撲滅委員会を立ち上げたいと思います。そして3日ほど経ったある日、彼から返事が来ました。それも恐ろしく長文の。男らしい私は即既読。ふむふむ読んでみると、彼の長文メールはぐだぐだと保身の言葉ばかりを並べた究極に女々しいメールでありました。

 

「今は仕事とか色々余裕がなくて云々」「気になる人がいて云々」「俺なんてガキンチョなんで云々」「西山さんに優しくされるのが申し訳ない云々」うーん、これって要は「他にイイの見つけたからもう俺に構うなよ、ばばあ」ってことでしょ?もう返信する気持ちにもなれませんでした。

 

彼はデートの時私に「他の人たちは俺のことを『××は若いからねー』って子ども扱いするけど、西山さんはそういうこと言わないし、対等に扱ってくれるじゃないですか?それ、すごく嬉しいんですよ」と言っていました。他に好きな人ができたのは仕方がない。男と女の出逢いなんて、いつ何が起きても不思議じゃないのだから。悲しかったのは、そんな彼が自分の都合が悪くなった途端に「俺なんてガキンチョなんで」と言ってきたこと。良い子だなと思っていただけにショックでありました。まあいくつになっても、そんな思いをするのが恋なのでありましょうが、そろそろ穏やかな気持ちでいられる恋がしたいものです。


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この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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