「恋人がいることは幸せ」「恋愛していた方が女性は綺麗になれる」なんて思っていませんか?
美味しい果物だと一般的には思われている桃にも、実質的には、美味しい桃とダメな桃があるように、恋愛にも、幸せになれる恋愛とダメ恋愛があります。
今回は、しない方がマシな「ダメ恋愛」について解説していきます。
<目次>
脱却すべきダメ恋愛1. 嘘に塗り固められた恋愛
恋愛に限らずですが、「嘘をつかなければ続けられないような関係」は、健全とは言えません。嘘に塗り固められた恋愛は、不倫関係などによく見られます。「離婚するから」と言いながら、ずるずる続けるような恋愛は、お互いにうっすらと「嘘をついている」と気がついています。その嘘を見て見ぬふりをしていても、いつかは直面しなければならない日がくるのです。
そういった関係を築いてしまっている場合、必要なのは、嘘と向き合う勇気です。勇気を持って真実と対峙することで、自分が進むべき道がおのずと見えてくるでしょう。
脱却すべきダメ恋愛2. 一方的に搾取されるだけの恋愛
幸せになれる恋愛とは、お互いが与え合うことができる恋愛です。愛情や金銭を一方的に搾取されるだけの恋愛は、疲弊してしまいます。与えることに喜びを感じられず、「搾取されているのでは?」「もしかして利用されているのかもしれない」と感じ始めたら、関係を終わらせるべきときがきている合図です。
相手を搾取している、または一方的に搾取されていると感じたら、いったん相手と距離を置き、関係を改善できるか冷静な頭で検討してみましょう。
脱却すべきダメ恋愛3. 依存しすぎている恋愛
「彼なしでは生きていけない」と思い、四六時中何をしているのか気になってしまったり、束縛してしまったりする恋愛は、彼を愛しているのではなく、「自分の不安を軽減するために相手を利用しているだけ」です。つまり、彼自身を目的としているのではなく、「手段」にしてしまっているということです。
依存しすぎている、彼を手段として利用してしまっていると感じたら、「彼以外の依存先(仕事や趣味や友達、コミュニティなど)」を増やしていくことで、お互いへの依存度を減らしていきましょう。
脱却すべきダメ恋愛4. 愛されているか常に不安な恋愛
付き合っているのに安心感や幸福感が感じられず、常に不安になるような恋愛は、本人にとっても苦痛が大きいでしょう。
愛されている自信が持てない場合は、まずは彼にその気持ちを伝えてみましょう。あなたのことを愛しているならば、彼は積極的に愛情表現をしてくれるでしょう。
彼自身が愛情表現をしてくれているのに、不安を感じる場合は、ふたりの関係ではなく、あなた自身の心に原因がある、ということです。その場合は、彼との関係を深める前に、自分と向き合い、自分がなぜ満たされないのかを考える必要があるでしょう。
脱却すべきダメ恋愛5. 見栄やコンプレックス解消のための恋愛
「この人と付き合ったら友達から羨ましがられるから」とか、「自分には学歴はないけれど、東大出身の彼と付き合えているからOK」などのように、見栄や自分のコンプレックスを解消するために彼氏を利用している場合、相手の本質を見ることは難しくなり、いつまでたっても上部だけの付き合いしかできません。
「見栄やコンプレックス解消のために彼を選んだ」ということが彼にバレてしまったら、関係は悪化してしまいます。ですから、できれば、「見栄やコンプレックス解消を目的として相手を選ばない」ことが大切なのです。すでにそういった基準で相手を選んでしまっている場合は、彼との関係とは別のところで、自分のコンプレックスを解消したり、見栄を張らずに済むように自信をつけたりする必要があるでしょう。
彼氏がいるだけでは幸せになれない。幸せな関係を作る必要がある
恋人がいる人と恋人がいない人、どちらが幸せかは、内実を見てみないことには分かりません。自分や相手をダメにする恋愛をしてしまっていると感じたら、現在の恋愛関係にしがみつかず、勇気を出して関係の変化を求める必要があるでしょう。