大人の女性が「どうせ身体を許すなら」エッチ下手っぴ男は避けたいもの。
「え?そんなこと、してみなきゃわからないんじゃ……」
なんて言ってるあなた、デートのときの男の態度や立ちふるまい、見た目でわかることもあるの。
「ああ、ちっとも良くなかった」「ああ、やめときゃよかった」……と、情事の後でモヤモヤしたくないあなたに、神崎桃子が“セックスしないほうがいい男の見抜き方”を伝授!!
「勝手にオーダーする男」は下手っぴ男!
「飲食店で注文するときとか、私の頼みたいものもあるのに自分の食べたいものをすぐオーダーしちゃう男……。自分の好きなものを『コレ絶対美味しいから!』と無理に食べさせようとする。ファッションにこだわる男もダメですね。セックスも自分の好みを押し付けそう……」(37歳女性/出版)
――そう、この手の男は女の希望を汲み取ろうとはしない!!
女は相手の男への気遣いや恥ずかしさもあり、セックスのとき自分から「もっとこうしてほしいの」という要望をなかなか言えないのが一般的。
だからこそ、“男から様子伺いしてほしい”んだよね。
まぁ、食事デートで女性の好みも聞かずにオーダしてしまう男はまず「独りよがりな俺様セックスでぜんぜん良くなさそう」と思っていい。
そういうヤツに限って「悪いようにはしないから!」「後悔はさせないから」などとしつこく迫ってくるから困ったもんだ(笑)
だいたいエッチする以前に食事デートもろくにできないような男が女性の身体に配慮などできるわけがない。
その女性への気遣いのなさは当人の身だしなみや素行にもあらわれたりする。
爪が汚いとかヒゲが伸びているだとか、口臭を気にしないだとか……。もしくはシャワーを浴びず、相手が嫌がるのに明るいままやろうとしたり、避妊しないなど、女性を雑に扱う傾向も……。
ベットでのデリカシーのなさにきっとウンザリするはず。
「女慣れしている男」は下手っぴ男!
・「女慣れしているからってエッチがうまいわけじゃない!経験人数が少ない人のほうがうまかったりする。女の子をとっかえひっかえしてたり、付き合ってもすぐ別れてしまうような男性って女性への探究心がないんですよ。一人の女性を本気で愛して付き合ったことのある男性なら“どうすれば相手が気持ちよくなれるか”を考えてきてる。経験人数が多いからってテクニックが磨かれるわけじゃない。むしろ、ワンパターンなんじゃないの?」(43歳女性/店舗経営)
――あなたは「この人、経験人数が少ないから下手そう、ギコチナイSEXをしそう」なんて決めつけてない?
多くの女性は“慣れてる男性”を好ましく感じてしまうもの。
恋愛経験が多かったり、女性の経験人数が多いことで「場数を踏んでいる男性なら上手いはず」なんて思いガチ。
でも、人数なんかより、一人の相手と長く付き合ってきた男性のほうが“女というもの”をちゃんと知ってたりする。
相手の性感帯を探り、女性の身体をきちんと知ることで、はじめて満足させることができるんだから……。
ひとりの女をも満足させられない男が、沢山の女を満足させられるわけがない!!
毎回エッチする相手が違うと逆に、女性への攻め方も段取りも自分のパターンで進めてしまうもの。相手の女性が“本当に感じるポイント”なんて知らないまま終わっちゃう。
そう、物事というのは広く浅くじゃだめなんだよ(笑)
「女を多く知っている男」じゃなく、「女を深~く知っている男」を選ぶべき!
相手の男性に過去の交際人数や交際年数を聞いてみて。
“一回エッチしただけで”その女をすぐに知った気になる男も多いんだから、さ。
「喋りすぎる男」は下手っぴ男!
・「自慢話や武勇伝ばかりで人の話しは適当にしか聞かない男!そういう男はムード作りのセンスもまったくなく、ホテルに入るやいなや覆いかぶさってくる。前戯も何もちょこっとまさぐっただけですぐに挿入したがるし、腰を振れば女が喜ぶと思ってる。しかも全然よくないのに『イキそう?イキそう?』『気持ちいいよね?』って自信満々。ホント最悪」(38歳女性/医療機関)
――人の話を聞くのが苦手で自分の話ばかりする男というのは、まず「前戯がなってない」「触り方が下手で痛い」と思っていいね(笑)
しかも、女性の話を遮ったり、自分に興味のない話をスルーしたりするタイプというのは「俺はすごい」と思っている“自称”テクニシャン男が多かったりもする。
「激しいと女は喜ぶ」と勘違いしてるからその最中にも「ね、いいでしょ、いいでしょ」としつこく同意を求めてきたり、女性の反応を無視してエロい言葉を連発してくる。
こういうタイプは自分に技量がないくせに「お前、不感症?」と人のせいにしたりするからホント厄介よ。
“人の話を聞ける男性”というのは決して人のせいにしたりなんてしない。
自分が話すよりも女性に気持ちよく喋らせてくれる男というのは、根気よく女が求めるものを引き出してくれる。つまり女性の身体を思い切り解放することができるんだよ。
会話のキャッチボールができる男は、当然女性が気持ちいいセックスができるってこと。
ズバリ「イケメンや見た目がいい男」は下手っぴ男!!
・「女性の目を引くそこそこカッコいい男と付き合って有頂天だった私。でも、身体の関係になって『アレ?あれれれれ?』と残念なことに……。全く気持ちよくない!モテる男は女を落とす苦労を知らないし、女に時間をかけないので、エッチにもそれが反映されるんですね。ほんと、顔だけの人だった……」(34歳女性/インテリア)
――悲しいかなイケメンは「鑑賞用」であって実践には不向きなんだよ!!
黙ってても女が寄ってくる彼らは、“マグロ男”の可能性だってある……(笑)
生まれてこの方、母親からふんだんに愛情を注がれ、周りの女たちにチヤホヤされてきた彼らは「女からはこうされて当然」となってるからね。
だから彼らは何よりサービス精神に欠けている!エッチでの創意工夫などない!!
女に労力を費やさない彼らは自分がイケば終了~~~~~。まさにイケメン(笑)
褒めるより褒められ慣れのしてる彼らにリップサービスやピロートークだって期待できないし、当然つまらないセックスとなる……。
イケメンの辞書に“尽くす”という文字はナシ。
モテメンは無理して女に奉仕しなくても次の女がいくらでも用意されてるからね。
イケメンの多くは、トークもエッチも面白くない。
そう「天は二物を与えず」……!!
あなたがもし淡白なセックスはお断りならブサメン、キモメンを選ぶべし!
大事なのは“見てくれ”じゃない!「人を喜ばそうとする気持ちがあるかないか」ってことなんだから。
大人の恋愛を楽しむには男の見極めが大事
女は性欲を満たすだけのセックスでは決して充足しない。
女が心底「気持ちいい」と感じるのは、男に愛されている、男に大事にされているという実感があってこそ!!
“女を喜ばせることが何より優先”という男なら間違いない。
あなたに最高のセックスをもたらしてくれるよ。
(恋愛事情専門家/コラムニスト・神崎桃子)