男と女では、エッチするときに求めていることや注意することが違います。女性が「こうしてほしい」「こんなのイヤだ」と考えていることを、男性が細かく汲んでくれないように、男性にも「これはさすがに勘弁して」と思いながらも、女性側がなかなか気づけない部分があるでしょう。
しかも、してほしいことは言うんですが、してほしくないことは言いにくいのか、あまり口に出しません。我慢しながら抱き合うなんて、決して良くはないと思います。
お互い様ではあるものの、男性が女性に抱いているエッチの時の不満って、いったい何なんでしょうか?
爪が長い。ネイルストーンが気になる
女性にとっては美しいネイルはテンションが上がるものですが、男性からすれば爪の長さや派手すぎる装飾は、「勘弁して」と感じる部分です。普通にしていても嫌悪感を抱く人がいるくらいですから、エッチの時は「長い爪が刺さりそう」「敏感なところを長い爪で触ってほしくない。痛そう」と思っているようです。
また、キラキラと輝くストーンも、男性にとっては眉をひそめたくなるものの一つ。行為の最中に外れるんじゃないかと心配したり、ゴツゴツザラザラした感触を覚えて不快に思ったりするんだとか。
官能小説では、快感を覚える女性が男性の背中に爪を立てる……なんて描写がよく書かれますが、今どきの流行りのネイルで背中にしがみつかれたら、男性は痛くてたまらないんじゃないでしょうか?適度な長さの控えめなネイルが、男性にとっては安心してセックスできる爪だといえます。
グロスがベタベタして気持ち悪い
つやつやプルプルの唇を作ってくれるグロスですが、実は男性には不評です。見た目は確かにキレイかもしれないけれど、ねっとりした素材が不快だとのこと。
キスだけでも「できればグロスは控えてほしい」と思う男性が少なくありませんから、エッチの時にベットリした唇であちこちを愛撫されるのはたまらん!と感じる人は多いでしょう。
特に、少しでも潔癖症な傾向がある男性には、避けたほうが良いアイテムだといえます。セックスに集中できないでしょうし、行為の後はろくに言葉も交わさず、さっさとシャワーを浴びに行ったりするはず。
女性からしても、損をするだけかもしれません。
シャワーが長い
情事の後にやたらとシャワー時間が長いと、「そんなにしっかり洗わなきゃいけないほど、触られるのが嫌だったのかな?」なんて男性を心配させちゃいますが、エッチの前のシャワーが長いのも「勘弁してよ」と思ってしまうポイントです。
これは単純に、ムラムラと性欲が高まっているのに、長く待たされるのはイヤだという意味でしょう。
また、とある男性芸人さんが、彼女がお股をゴシゴシと念入りに洗うのをうっかり見てしまい、「そんなに汚いの?」と不安になった、という話をしたのを聞いたことがあります。夏場で汗をかいていたり、スポーツなどをして身体を動かした後だったりすると話は別ですが、シャワー時間は適度な長さを心掛けた方が良さそうです。
長い髪が邪魔
素肌を滑る髪の毛に色気を感じる男性も結構いるでしょうが、セックスの時には「邪魔くさい」としか思いません。
さりげなく一つに結うとか、邪魔にならないよう、体位に合わせて寄せるとかかき上げるなどする配慮が必要です。
特に、浴室でのプレイでは、濡れた髪が肌に張り付き、邪魔と感じるだけでなく、不快な感触を与えますから、色気が半減するとしてもひとつにまとめて結い上げてしまうのが正解でしょう。