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2019年12月06日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第百二十回目。

それでも恋がしたいんだ!/西山繭子

 

ここ最近、お肌も心もカラカラなのは、きっと乾燥のせいだけではないでしょう。ただでさえ潤いが足りない40代。恋をしていないと症状は酷くなるばかりです。

 

こんな時は、疑似でも良いから恋をしたい!ということで、久しぶりにパリにいるオスカルにメールをしました。

 

『ミシェル・ウェルベックの新作読んだ?私は今日から読み始めたのだけど、主人公の恋人が日本人女性という設定なんだよ』ミシェル・ウェルベックは、オスカルに教えてもらったフランス人作家で、日本でもほとんどの作品が翻訳されています。

 

時差を飛び越えてオスカルから送られてきた返信は『ハイ、プリンセス!』で始まりました。もうこの言葉で小じわが一つ減ったように思います。『忙しくてまだ読んでいないんだけど、ミシェルは僕と繭子のことを書いたのかな?あはは!』中村江里子さん、寺島しのぶさんならまだしも西山繭子は絶対にないだろうよ。

 

そしてオスカルはイルミネーションが美しいシャンゼリゼ通りの写真とともに『クリスマス、繭子がパリにいたら良いのになあ』という言葉を送ってくれました。休暇があるたびにそっこーでリールの実家に帰りママンの手料理を食べるオスカルが、クリスマスに観光客でごった返すパリにいるはずがないとわかっていても、思わずにんまりしてしまう41歳。疑似でも恋って大事だわあ。ああ、行きたいなあパリ。

 

でも、パリは3日ぐらいで良いかな。今はドイツ、ベルギー、ポルトガルといったまだ訪れたこのないヨーロッパに行ってみたいです。今年の旅はポーランド、オランダ、フランス、イタリアとヨーロッパが続いてからの、アメリカでした。甘いものを食べたらしょっぱいものが食べたくなるように、ヨーロッパに行くと次はアメリカ、アメリカに行くと次はヨーロッパと思ってしまいます。

 

もちろん世界にはアジアをはじめまだまだたくさんの地域がありますが、それは置いておいて、このヨーロッパvsアメリカというざっくりした二分割を私は男の人のタイプに当てはめることがあります。

 

別に星条旗柄のTシャツを着ているとかではなく、アメリカタイプの男はすぐにわかります。冒険家、アウトドア、健康的、自己顕示欲が強い、金が好き、若い女が好き、オーパスワンが好き。最後の方はまるで悪口になってしまいましたが、だいたいそんな感じ。雑誌『レオン』はジローラモさんのイメージも相まってイタリア的ではありますが、読者はアメリカタイプの男性が多いと思います。イタリア元首相のベルルスコーニ氏だってアメリカタイプだものね。

一方、ヨーロッパタイプの男は、繊細、優しい、頭が良い、センスが良い、病弱、貧乏、こじらせてる。あら、こちらも最後は悪口になってしまいましたね。

 

もちろん、これはあくまでも私が持っているイメージですよ。でも、この話を女友達にしたところ「すごくわかる」と言っていました。私はヨーロッパタイプの男の人が好きなのですが、これまでの彼氏は皆アメリカタイプだったように思います。それもアメリカタイプなのに貧乏という、どうしようもないパターン。うーん、次に出会う人は、ぜひ健康でお金があるヨーロッパタイプの人が良いですね!


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この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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