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2020年01月03日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第百二十二回目。

それでも恋がしたいんだ!/西山繭子

 

Grapps読者のみなさま、あけましておめでとうございます!

新年というのは何度迎えても良いものですね。毎年1月は夢と希望で胸がいっぱいというピュアな私です。

 

しかし、これが2月に入ると「何だか今年もうまくいかん!早く来年になれ!」などと、早々に一年を捨ててしまう癖があります。まずはここから直さなくてはいけません。何しろ2020年の西山繭子のテーマは『悪癖を断つ』なのですから。

 

二日酔いになるまで飲まない、仕事中にお菓子を食べない、予定表に書いた映画の試写会を「外に出るのが面倒」という理由ですっぽかさない、毎週金曜日にユニクロの広告をチェックしない等々、日常生活における悪癖はさまざまです。

 

そして、もちろん恋愛においての悪癖というのもあります。例えば、誰かを好きになると冷静さを失うとか、四六時中その人のSNSを覗いてしまうとか、彼の会社のまわりをGoogleマップ上で歩いてランチ場所を推測するとか、彼との共通点をねこそぎ探しまくっておきながらそれを運命と思うとか。並べてみると、もうヤバい女以外の何者でもない。いまだ独身なのも彼氏ができないのも、やはりこのヤバさが原因だということを自覚しなくてはいけません。

 

今年はそれを脱却すべくイイ女でいるための努力をしてみようと思っています。髪の毛を艶々にするとか、いつもネイルをするとか、ヒールを履くとか、香水をつけるとか。読者のみなさまから「そんなことみんな普通にやってるよ!」という声が聞こえてきそうですが、多くの女性が当たり前にやっているこれらのことを私は随分とサボってきました。

 

女優、作家などという肩書を持っていると普通でいることがいけないことのように思ってしまう時があります。エリートサラリーマンには目もくれず、貧乏な自称アーティストに夢中になったりしていたのは、無意識に普通ではいけない自分を選択していたという可能性もなきにしもあらず。なので2020年は「普通のイイ女」を目指していこうと思うのです。そうすれば自ずと「普通の恋愛」ができるのではないでしょうか。

 

そんなことを考えながら新しい年を迎えた街を歩いていたある日、駅でJR SKISKIの広告が目に止まりました。ああ、若かったらこんな子と恋愛したいわなあ。ハンサムで爽やかな岡田健史くんの横には『この□は□ない。』という穴埋めのキャッチコピー。あまりTVを見ない私はその答えを知りません。そこで咄嗟に私の頭に浮かんだ言葉は『この餅は食えない』でした。正解は『この雪は消えない』だそうです。

 

うーむ。やはり私に普通は無理なのでしょうか。こんな私でありますが、本年もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。


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この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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