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2020年01月17日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第百二十三回目。

それでも恋がしたいんだ!/西山繭子

 

1月は誕生日月。21日をもって私は42歳になります。42歳です。42nd Street です。2008年北京オリンピックでの北島康介選手の言葉を借りると「なんも言えねえ」といった心境です。

 

とはいえ今月は私の誕生日をお祝いしたいという人が列をなしておりまして、スケジュールをきるのが大変。キャバ嬢みたいです。寿司、フレンチ、イタリアン、寿司、寿司、天ぷら、イタリアン。そしてシャンパン、シャンパン、シャンパン。バレエの発表会のために必死で落とした体重もあっという間に戻りました。

 

いかん、いかん。今年は『イイ女でいるための努力をする』と前回のコラムで宣言したばかりだというのに、おなかまわりが年相応になってきている。それなのに昨日も散々食べたあとにウェイターの「おなかの具合はいかがですか?」と訊かれ「カラスミのパスタって、ハーフとかできます?」と平然を言う私を目の前の殿方は驚いて見ていましたよ。だってその前にすでにボンゴレを一皿食べていますからね。

 

あ、今書いて思い出したけど先週他のお店で絶品のカラスミパスタを食べたばかりだった!プリン体のオンパレード!月末に健康診断があるっていうのに、何をしているんだ私は。完全に、色気よりも食い気になっている今日この頃。つい数日前も男友だちに焼肉をごちそうさせてあげた際、「今年こそ彼氏作れば?」と言われ「できれば嬉しいけど、モグモグ。できなくても別にいい。モグモグ。あ!そのカルビ、私のだから食べないで!」とそんな調子。

 

これも全て、年が明けてからの日々が楽しくて仕方がないからだ。今年の元旦、私は神田松之丞の講談を聴きました。目の前で繰り広げられる圧倒的な迫力、初めてふれた講談という世界。世の中には、自分が知らない素晴らしい世界がまだまだあることに大袈裟ではなく生きる喜びを憶えました。

 

これまでもたくさんの感動に触れてきたけれど、今年はもっともっと楽しもう。そう思ったのは昨年の暮れに乳がん検診の結果で、要精密検査の通知をもらったことが理由のひとつです。結果的には問題なしだったのですが、自分の人生について考える良い機会になりました。「こなす日々」ではなく「全力の日々」にしようと。

 

ここ数年、ほとんど手をつけられずにいた小説の執筆も今は毎日向き合うようになりました。フランス語の教室にも通い始めました。バレエがさらに上手になるように、マッチョな男友だちをパーソナルトレーナーに筋トレも始めました。

 

だからね、忙しくて楽しくて恋をする暇がないのです!でも、そんなことを言っていたらこのコラムが終了してしまう。恋の方も全力でしないといけませんね。バレンタインは目前。まずはダイエットから頑張ろう。


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この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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