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2021年01月01日更新

西山繭子の「それでも恋がしたいんだ!」第百四十八回目。

それでも恋がしたいんだ!/西山繭子

 

あけましておめでとうございます。わざわざ「静かな年末年始を」なんて言われなくても、自宅で一人ひっそりと過ごしている西山です。「年末年始はどうするの?」という知人の問いに「何の予定もないですよ」と答えると「家にこもるんだ」と言われました。思わず「いや、家で過ごします」と相手の言葉を言い改めたのですが、あまり伝わっていない様子でした。コロナ禍もあり、ここ最近やたらと耳にする「こもる」という言葉。少しネガティブさを感じるので好きな言葉ではありません。普通に「過ごす」で良いではないか。家で過ごすの最高!

 

そして今年は、賢くなってモテるぞ!ということで、傍らには読みたかった本がどっさり。『ジョン・ボルトン回顧録 トランプ大統領との453日』『耐えられない存在の軽さ』『ソフィーの世界』『エルサレムのアイヒマン』『金閣寺』これらを読んでモテるかどうかはわかりませんが、読書というのはやはり良いものです。そして作品に一貫性がありませんが、全て私の食指が動いたもの。気になるものにはひとまず手を出してみる。そして、しばらくして肌が合わないなと思ったら次に進む。これは読書の話ですが、今年は恋愛においてもそんな感じで突き進んでいけたらなと思います。

 

何しろ2020年は、恋愛とのソーシャルディスタンスを取りすぎました。唯一胸がときめいたのは、父が倒れた時にお世話になった病院の先生なのですが、友人の精神科医に言わせれば「それは完全に陽性転移だね」ということで恋ではないそうです。そんなこととはつゆ知らず、恋だとばかり思っていた私は父の退院後に先生宛にラブレターを書きました。しかし後日、その文面を友人に読ませたところ「これ、どこがラブレターなの?ラブのラの字も見当たらない。ばばあの丁寧な礼状じゃん」ということで、これまた撃沈。それが私の唯一の恋のようなものでありました。残念な結果ではありましたが、その先生には今も感謝の気持ちでいっぱいです。いや、本音を言えば1回ぐらいデートしてもらいたかった。

 

そんな2020年が過ぎ去り新しい年を迎えた今、西山繭子はふつふつと恋の闘志を漲らせているのです。毎朝結露でビシャビシャになる築24年の部屋でふつふつと。今月で43歳になる私ですが、今年こそは恋がしたい。まさか自分が43歳にもなって恋だの愛だの言うことになるとは想像もしていませんでしたが、恋がしたい。母が43歳の時、自分が16歳だったという事実に眩暈がしますが、それでも恋がしたい。そのためには自分から動く!

 

まずはその一歩としてしばらく会っていない独身の男友だちにごはんのお誘いメールをしました。すると「年末に婚約しました!」とのこと。さすが良家。50歳のおじさんでも婚約とかするのだね。「おめでとう!婚約破棄したら教えてね!」という返信に対しての答えはナシ。はい、次!次!2021年はフットワークを軽く幸せへの道を進んで行こうと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。


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この記事を書いたライター

日本の女優、作家。東京都出身。 大学在学中の1997年、UHA味覚糖「おさつどきっ」のCMでデビュー。 テレビドラマを始め、女優として活動。 最近は小説やテレビドラマの脚本執筆など、活動の幅を広げている。 著書に 『バンクーバーの朝日』 『色鉛筆専門店』 『しょーとほーぷ』 『ワクちん』 などがある。 オフィシャルサイト→FLaMme official websiteオフィシャルブログ→ameblo
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