ああ、美人になりたい。でもお金をかけたくない。でも美人になりたい。
そんな女性にこの記事では、今すぐ綺麗を手に入れられる「美人の作法」を伝授いたします。
美人の作法1:動きは大きくゆっくりと
まず、何をするにしても、動作は大きくゆっくり行うことを心がけましょう。
焦って行動することで、ドカドカと音も立ち、ヒールもがつがつ音が立って……余裕のない安っぽい女性という印象を与えます。
誰かに名前を呼ばれて振り向く時ひとつとっても同じです。顔だけですぐ振り向くのではなく、体ごと、もしくは上半身ごとひねって「はい」と丁寧に。たったそれだけで、印象は大きく変わりますよね。
また、遅刻寸前で駅や街中を全力で駆け抜ける……なんて姿も、美しいとは言えません。時間には余裕を持って行動するくせをつけたいですね。
美人の作法2:心を整えたければ、まず目に入るものを整えよ
ライフスタイルに関わるものですが、
「揃える」「閉じる」「まっすぐにする」「収める」
スリッパ、靴、ふた、机、椅子、仕事道具、リモコン、雑貨、収納…。
目に入るモノを整えましょう、すると、自然に心が整います。
モノや空間だけでなく、自分の体も同じ。
指先も揃え、手をフラフラさせない。
座ったとき、ひざを閉じる。
体の軸を真っすぐにする。目線も真っすぐです。
お金をかけず、特別な時間も要らず、簡単にできるのに、心がすっきりおだやかに整っていきます。
美人の作法3:何事も「美しく」を心に留める
プロ体操選手・内村航平選手は、子ども達への体操教室で、生徒たちへ「できれば美しくやって下さい。僕が一番大事にしていることなので」と言って指導しているそうです。
ただ技ができればいいのではなく、「美しく」 やる。シンプルですが、この意識があるかないかが、自分の所作を磨けるかどうかの分岐点になっているんだと思います。
『 ただやればいいのではなくできるだけ美しく』というふうに、意識を一段上げると、「作業」 が「所作」に変わります。日々当たり前のことでも、「作業」にしないで、丁寧に向き合いましょう。
美人の作法4:謙虚になる
謙虚な人と卑屈な人は、似てこそいますが実は全然違うモノなのです。
謙虚な人は、自信があるからこそ出来ないことは出来ないと言えます。素直に人から学びますし、人から指摘されたことを、素直に受け止めることができます。それは、自分の奥底に自信があるから。だから自分を控えめにしたり、相手を立てても、自分がすり減ることがありません。謙虚な人は、控えめだけど、心は堂々としているのです。
一方、卑屈な人はそういう自信がありません。なので、自分より優れた人を見たときに、「それに比べて自分は…」とか、「やっぱり私はダメ…」と必要以上にへこみます。自尊心を保つために、相手のアラ探しや揚げ足をとることさえもします。相手の長所を素直に見たり、気持ちよく相手を立てたりなどとてもできません。
自分に、少しずつ自信を育てていきましょう。人と自分を比べない、自分で決めたことを守る、出来なかったことより出来たことにフォーカスして自分をほめる、自分で自分を信頼できるような行動をたくさん重ねていく。
自己肯定感を育てていく作業に似ています。こうして『自信の種』 を育てていくことが、堂々として謙虚な人=美人であるための道なのかもしれませんね。